TV番組、お笑い
大河ドラマ「光る君へ」では、目下、主人公の紫式部と並行して、清少納言が本格的に登場し出した。(両者、絡みが史実とは多少異なっても、ドラマとして、イイタイコトを外さない線で描いているようだ。) 清少納言役、ファーストサマーウイカさんは、体当たり…
声帯除去の手術のため、この日は筆談で番組に登場されたつんく♂さん。 番組MCの鈴木愛理さんの師でもある。この回で特に興味深かったのは、歌の時の言葉の発音、発声法だ。 若い女の子の歌を手がけられていたせいか、1小節を16ビートに刻んで躍動感を出すた…
大学時代、茶道部に在籍していたことから、春合宿の京都で、茶道のお家元をいくつか訪問させていただいたことがある。 薮内流燕庵(やぶのうちりゅう、えんなん)を訪ねた時は、当時の私達と歳頃が似ているということからか、ちょうど、現お家元、藪内紹智先生…
TV番組「プレバト‼︎」の今回の‘俳句の春光戦’は、まず10人で競い、上位3人を選び決勝戦で優勝を決めるという、お笑いのM−1方式となった。 出場者は同じお題で2句作り準備する。今回のお題は「桜」。 三大季語「雪・月・花」の内の一つで、古来詠み継がれ…
(昨年の)再放送番組、Eテレ「ハワイの暮らし 優しい時間」を見て楽しんだ。番組でずっと追いかけたクーパー夫妻。若い頃に男性の方はアメリカ・シカゴから、女性は日本・神奈川からそれぞれ、フラの精神に憧れて先ずは留学という形でハワイに移り住み、出会…
「一緒に行くか?」(by 直秀、第8話) 「一緒に行こう」(by 道長、第10話) このセリフは、大河ドラマ「光る君へ」で、回を変えて、まひろ(後の紫式部by吉高由里子さん)相手に、直秀と道長が言うセリフ。放送回が程近く、脚本家・大石静さんが多分意図的に似た…
まず虎落笛(もがりぶえ と読む!)とは何かという答えから、、 これは比喩表現であり、「風」のこと。虎を落とす程にツルツルした竹垣で、虎の侵入を防いだという柵→「虎落」。 これを風が吹き抜ける時、笛のような音を立てることがあり、この風の音を「虎落…
今年の大河ドラマ「光る君へ」で、異色の登場人物に直秀がいた。彼の役はフィクションなのだが、昼の顔は散楽の演者で、夜の顔は盗賊だ! 盗賊は盗賊でも、ドラマ上では義賊という扱いにはなっているが、、脚本家、大石静さんによると、貴族社会がメインのド…
アメリカで1964年放映スタートの人気TV番組「奥さまは魔女」は大好きで、「ルパン三世」同様、多分ほぼ全作品を見たことがあるが、最近見返した一作に洒落たセリフがあったので、それを書いていこうと思う。 「奥さまは魔女」は、主人公サマンサが圧倒的にチ…
「平安時代」という響きから、和歌でも詠んで優雅に暮らす貴族社会 と他人事にフワッと捉えていた! もちろん、百人一首の和歌や、蜻蛉日記、源氏物語などで、当時の結婚形態とかは一応知っていたし、色恋もお盛んで、そのヤキモキは内心平安ではないな など…
‘24 1月から始まったNHK大河ドラマ「光る君へ」の初回で、いきなり衝撃的なセリフが飛び出した。ネタバレあり〉後に栄華を誇るあの藤原道長の父親・兼家はかなりの策士で、当初、長男・道隆には表街道を歩ませるべく汚れ仕事はさせず、一方で、粗暴だった(…
「直し」がほとんどないほどの優秀句が並んだ今回の冬麗戦‘24。 今日は中でも、噺家2人の俳句に焦点を当てたいと思う。夏井先生は、奇しくも2人共「大笑い」という今回のお題に対して、 「笑いの反対側から描こうとしているところが、発想として秀逸だ」と…
毎年お正月には欠かさず楽しみにしている「芸能人格付けチェック」最後列、多人数で構成されるアイドルや芸人チームの 食い違った答の行方を巡る人間模様に、特に興味を引かれている。 芸人の方は、たとえゴリ押しで不正解となっても笑いが取れて、かえって…
サッカー「ワールドカップ」は、“ 選手のショーウィンドウ “ と言われている。これと似て「M1」は自分にとって、新たなお笑い芸人を知る機会にしている。 特に一昨年、昨年のM1では、多くの芸人さんを知った。今年も勝ち上ったモグライダーや真空ジェシ…
いつも親しんでいるTV番組「CLASSIC TV」で、特に興味深いテーマの回がありました。そこでは、” ヴィルトゥオーゾ “ という言葉とそんな演奏家たちを深掘りしていくのでした。まずは、番組で紹介された、この言葉の一般的な解釈とは色々あって、、「卓越した…
西洋の城と言えば、ディズニーランドにそびえるシンデレラ城のイメージが強いと思う。そこに、プリンスやプリンセスがセットでイメージされるような、、だが、実際はこの外観は案外少なく、西洋の地に残されている廃墟の城や古城などは、簡素な形を見せるも…
Eテレ「趣味どきッ!道草さんぽ 選」は、身近な雑草などの植物をクローズアップするという異色の観点が面白く、前回放映の時から気に入り、前作から幾つか選ばれた回の(今秋の)再放送を楽しんでいる。 通しで見て、草花から感じるのは、命の逞しさだ! 解説…
TV番組「ブラタモリ」(23/11/11放送)のテーマは、福井県小浜市から京都へと繋ぐ、通称「鯖(さば)街道」だった。 若狭湾で水揚げされた鯖などの海の幸の他、様々な物資が、往時の都で大消費地が広がる京都へと運ばれる重要な道なのだ。 室町時代には将軍に献…
まず最初に、先日の私の予想でノコル(&ピヨ)を疑ってごめんなさい。ニノにも! これが、浅い一気見の限界だった!懺悔。 ベキとノコルの親子(と呼ぶ)の信頼と愛情は厚かったんだね。 そして、最後、ノコルが優助(乃木)との遠距離通話で、初めて「兄さん」と…
話題のTBSドラマ「VIVANT」は、今夜最終回を迎える。 このドラマは息子から「いいよ〜」と聞き、「でも、見るの出遅れたからなー」と思っていたが、家族がU-NEXTでの再生を見ているのに釣られて、結局ガッツリ一気見していた!バルカ国からの大脱走という大…
今回の結果、1位の梅沢富美男さん、2位の中田喜子さん、3位のかたせ梨乃さんは皆さん、旬の食材を上手に俳句で調理。 「鱧の皮 あの娘再婚 したらしい」 by かたせ梨乃さん は、飄々とした粋なリズムで感じいい! 年上の方に対してこう申しては憚られるも…
「王ささ」はラブコメだって言うので、「ルパン三世」part2みたいに毎回基本一話完結で笑わせてくれて、、と最初勝手に決めつけた私も悪いのだが、だんだん、東郷の母が怖くなり、神山君まで一枚噛んで、でも最後は身を引いてと複雑で、話が違うよ〜(別に約…
今日(6/12)は「恋人の日」らしい!それに相応しいテーマをupすることにした。ある日、動画のサムネで、「ラブラブショー」に目が留まる。 当時人気だった公開お見合い番組だ! MC芳村真理さんの明るい声のタイトルコールで始まり、左右の階段から一人ずつ降…
Eテレ「趣味どきっ!」の道草さんぽ・春シリーズ(2023春、放送)より。ここでは、雑草を含む草木の花を100均マクロで拡大して見ると、意外にもキレイな世界が広がっていた♡ 番組は、多田先生の詳しい解説と芸人・佐久間一行さんのコンビで進む。 総集編で佐久…
たまには軽〜いラブコメを見てみたいと思ったのと、ラヴィットで番宣に主演者達3人が出演していたのもきっかけとなり、初回から視聴♡ こんなの見るの何年ぶりかなぁw リアタイでは、テレビがネット接続で家族に占拠されてるので(たいていはサッカーかお笑い…
当ブログでの自論「ルパンファミリーを有名人で再現すると?!」で、かつて、ルパンには中居正弘さん、銭形には松本人志さんと、私は勝手に決めていたが、この度、フジテレビ系列で日曜夜9時〜新番組「まつもtoなかい」で、このお二人がMCをすると聞き、こ…
今回の春光戦で特に印象に残ったのは、夏井先生が直された語順で、格段に俳句が良くなったものが多いということ。 千原ジュニアさんの 口座開設 朱肉拭き取る 夏近し (お題:給与明細) の中部分を「拭き取る朱肉」に直されて、先生曰く「バタつき感が解消され…
西洋の古典的お伽話とも言える「白雪姫」のストーリーは知ってますよネ? もしあなたが「白雪姫」の演出家だとして、演出上、絶対カットしてはいけないシーン、それどころか凝りたいところはどこですか?私は考えるに、それは悪い王妃が毒りんごを作るシーン…
Eテレで放映中の「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 (アメリカ編)」を絶賛視聴中だ。番組の存在に気づいたのが惜しくも第2回からだったが、回を重ねる毎に次回が楽しみで、今では、番組で流れるとても“らしい” ファンキーなBGMを聞くだけで、ワクワクしてし…
家にギフトカタログが届き、さて何にしようかとパラパラめくっていくうちに、一頁使って大きく宣伝されていた「お茶ミル(手動)」に引っ掛かるw たまには、こんなことで遊んでみようと思い、それに決めた! 「お茶を挽く(ひく)」と言えば、昔、遊廓などで客か…