ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

道草さんぽ・春 より from Eテレ「趣味どきっ!」

Eテレ「趣味どきっ!」の道草さんぽ・春シリーズ(2023春、放送)より。

ここでは、雑草を含む草木の花を100均マクロで拡大して見ると、意外にもキレイな世界が広がっていた♡
番組は、多田先生の詳しい解説と芸人・佐久間一行さんのコンビで進む。
総集編で佐久間さんが選んだ植物から、ここではさらに2つほどを選んで語ることにする。


1つ目は、オオシマコバンノキ 
東京・小石川植物園温室での撮影。
「満開に花が咲いていると言っても、葉の色と同系の緑の雄花と雌花」とは、植物園長・川北先生の説明。
「オオシマコバンノキハナホソガ」という名の、ただ一種類の小さく細長い蛾が受粉を助けるという。そして蛾の方は卵を赤い実の中に産み付け、その養分を幼虫が食べるという仕組み。
この植物園のサイトでさらに調べたら、このことは「絶対送粉共生関係」と表現されていた。
虫を見たら慌てて殺虫剤なんていう行動は、知識がないと植物ごとダメにする場合もあるんだね!
私が通っていた桜蔭という女子校は水道橋にあり、中学の頃、学校行事「自然に親しむ日」に、同じ都営三田線2つ隣の「白山」で降り、皆でこの植物園を訪ねたことがある。大名庭園とはまた違う落ち着きのある自然たっぷりな場所だ。八重桜がそれこそ満開に咲き乱れる季節だったが、当時はこの「オオシマ〜」のことは知らなかったな。


2つ目は、キンラン
雑木林の多年草だが絶滅危惧種。アップで見ると、ランのような黄色いキレイな花だ。
受粉は虫依存、さらに軽い種は土中の菌類から栄養を一方的にもらう。
この時の多田先生の言、「菌類をたぶらかして」は言い得て妙!
キンランは大人になっても、自分での光合成は補助程度で、かなりの量の養分を菌類からもらうんだって。
この植物は、かなりの他者依存型だった!


毎週、たったこれだけの草花を見てきただけでも、みんな色々な生き方でたくましくサバイバルしていることがわかった。
人間社会でも色々なタイプの人がいたり、お互いの関わり方も様々だったりするが、ヒトも何だか似ていると思ったw


さて、家ではハタチそこそこの息子たちに「やべえ番組見てる」なんてチャカされることがある。これなんかもそう言われてしまった!
子供達とはサッカーなどの接点はあるけれど、当然、それぞれ興味に沿って枝分かれしているものだ。
いや、たとえこんな風に雑草の如く踏まれようとも、私は見たいものは見る‼︎
この番組は、博識の多田先生と佐久間さんの上手い挿し絵や感じのいい進行のおかげで、たっぷり楽しませてもらったのだ♡

まずはいろいろな知識を仕入れ、次は感じてみる、、
というスタンスで、これからもたくましく生きていこうっと!