ルパン三世 & something

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清少納言、、好き嫌い from 大河ドラマ「光る君へ」

大河ドラマ「光る君へ」では、目下、主人公の紫式部と並行して、清少納言が本格的に登場し出した。(両者、絡みが史実とは多少異なっても、ドラマとして、イイタイコトを外さない線で描いているようだ。)
清少納言役、ファーストサマーウイカさんは、体当たりの演技で新鮮みもあり、役にも合っていると感じている♡
また、このドラマでは脚本家大石静さんの心の声やこんな考え方もあるのだという提唱が、ここかしこに散りばめられているような気がしている。それは、清少納言の言動にもわかり易く発揮されているようだ。


視聴者の反応としてXの書き込みも楽しみに見たりするのだが、清少納言について興味深いものがあった。その方の書き込みは、、

清少納言は、ご存知の美点の一方で、一見差別的な発言もズバリ言うことがあるので、その点から「清少納言が嫌いだ!」と、学校の作文のようなものに書いたそうなのだが、その時、先生によるコメントで「好き嫌いをはっきり決めつけない方がいいですよ、、」のようなことを書かれたらしい。

これを読んで、私は、その国語(古文?)の先生は立派だなあと思った。
家族にこの一連のことを話していたら、そういえば自分にもそんな経験があったことを思い出した‼︎
中学生の時、小説「風と共に去りぬ」のレットバトラーについて、性質が対極的なアシュレーよりもレットの方がイイ!みたいなことをやはり感想文で書いたところ、国語の先生の返しで「私はアシュレーも好きですよ」というものがあったのだ。「ホゥ!?」と当時は思ったものだが、歳を重ねるに連れ、そのセリフに納得がいってきた。

学校の国語関連の先生方、流石である!
考えが深いのね♡


特に思春期の頃は好き嫌いがハッキリしがちで、それはいかんともし難いし、それでイイまであるが、年を経るに連れ、だんだんそうも言えなくなるもの。
犯罪的な善悪はもちろん別として、「好き」の表明は簡単だが、「嫌い」の公言は、「本当にそうなの?」という思いが巡り続けたり、責任まで伴うので、自分も慎重になってきている。
勢い、ここは、これイイね あれイイね というまるでバカみたいなブログになりがちだが、そんなわけで、それでもいいかなと思っているww


ただし、自分以外の人が、色々なことに「嫌い」をハッキリ表明していても、それをああこういうつもりはないよ。
お年頃によってはムリからぬことだったり、それに、老若男女の清少納言タイプがいたりすることは、むしろ世の中、正常かもしれないし!