ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

Eテレ「ハワイの暮らし 優しい時間」より

(昨年の)再放送番組、Eテレ「ハワイの暮らし 優しい時間」を見て楽しんだ。

番組でずっと追いかけたクーパー夫妻。若い頃に男性の方はアメリカ・シカゴから、女性は日本・神奈川からそれぞれ、フラの精神に憧れて先ずは留学という形でハワイに移り住み、出会い、結婚。お住まいはオアフ島・コオラウ山脈の麓。お2人ともクム・フラ(ダンスの指導者)だ。男性の方は高校の社会の教師でもあったという。
クーパー夫妻は、優しさと知性の絶妙なバランスで人生の折り返し地点を越え、円熟したお2人だ♡
調和や優しさなどを意味する‘Aloha アロハ’の精神を心掛けて暮らされている。
クーパー家には一緒に30匹前後の猫が住み、どの猫も情緒が安定しているように見える!この家ならば、そうでしょうね♡
修羅の受験戦争混じりの育児などとは無縁だったとお見受けした!

ハワイでは、より身近に自然を感じ、自然の恵みとその感謝と共に暮らしが営まれる。
自分の庭で取れる草花でレイ作りを楽しんだり、それを友人に贈り合ったり。植物から、手作りの(ハンド)クリームや石鹸、楽器を作ったり、伝統料理を作ったり、、
私たちは日本でも1〜2回なら体験コースで味わえるだろうが、彼らにとってそれは自然体で日常の一部なのだ。


さて、私自身はこれまで、世間に一番ありがちなレールに乗って走り続け、一定の満足は得た感触がありつつも、一方で、こんなものかなあという覚めた感覚が無いわけではないww きっと、こういうことに気づくのは、この路線にいる人間にとって避けられない定めか!?
来し方行く末に思いを馳せる現在地で、周りを見渡してみると、この枠組の究極にある「大富豪の暮らし」みたいなものよりもむしろ、クーパー夫妻のような何もかも一から違った人生に対して、憧れを抱くと同時に、「自分にはそもそもムリだったなあ」という思いが沸くのが正直なところだ!
まあ、彼らのような人生路線にこれから乗り移るなんてことは、今生の私には身についてないことが多すぎて、それもムリなのだがw

全然違った世界観で人生を歩んで来られたお2人を見ると、他人ながらも何だかホッとする思いがする。自分には、その全ては真似しようにもできなかったことを体現した、クーパー夫妻の高い精神性への賞賛だ♡


人工的な「せっせせっせと流される時間」とは対照的な、ハワイの自然の「優しい時間」にちょっと触れるだけでも、見方に幅が広がり、時に味わってしまう虚しさにも似た余計な感情から開放されることに気づく。

もし、読者の方で、たった今、生きづらさや息苦しさを感じている最中の方がいらしたら、近視眼を止めて、このような尺度や世界があるということを思い出すだけでも、肩の力が抜けて元(自然)に戻れるのではないか?と思います。
参考になれば♡