言葉、本、文学 etc
幼年期に読んだお伽話の絵本「かさじぞう」 まずは、知らない方のためにザックリあらすじを話すと、、ある村に清貧に暮らす老夫婦がいた。大晦日、お爺さんは作った笠を持って村里に売りに行く、、だがさっぱり売れない!売ったお金でお正月の品を買って帰る…
大河ドラマ「光る君へ」第28回で、個人的に一番面白かったシーンは、赤染衛門の表情の変化だ!元宝塚スターの凰稀かなめさんが好演している。藤原道長は、娘(彰子)を強引に后(きさき)にまつり上げ、一帝二后の一人として、一条天皇にめあわせた。 ある日、笛…
「アラベスク」(山岸涼子作)は、小学生の頃に読み込んだバレエ漫画。 ヒロイン、ノンナ・ペトロワが舞台デビューで演じた役は、「夏の夜の夢」の森の妖精、パック。漫画単行本の第1部第1巻の表紙は、このパックの衣装として植物で出来た髪飾りをつけたノンナ…
大学受験で国語の漢字設問「けんとう」は、文脈中、「検討」か「見当」かで迷う同音異義語である! 慌てて答えを書き込むと、当然外れることもある‼︎ (だが、書かないよりはイイ。1/2だw) TV番組「ぐるり東京江戸散歩(東京MX)」(TVer)で見た、荒川区にある…
芥川龍之介作「蜘蛛の糸」。あれを読んで、とりあえず蜘蛛は殺さないようにしようっと と思った子供は多いようでw まずは素直な反応だ! 天界のお釈迦さまが地獄の様子を見、悪人なれど蜘蛛を救ったことのあるカンダタを見かけて、彼に、一条の情けの(蜘蛛の…
今回の炎帝戦は従来と少し嗜好を変え、 全国を5ブロックに振り分け、好きな観光地を各々選び詠む(1stステージ)。 →各ブロック毎の1位、計5人で決勝戦(2ndステージ)を、新たな句によって競う という形式となった。夏井先生が少し手を加えるだけで俄然いい句…
満点星と聞くと何を連想しますか?どう読みますか? まずは、老舗(しにせ)洋食屋「グリル満点星(まんてんぼし)」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。 また、FMラジオの人気音楽番組「ジェットストリーム」のオープニングナレーション中、最も有名な部…
私は「お笑い」が好きで、よく見ている。 関西の芸人さんのテンポいいやり取りは楽しいが、その時によく出て来る語尾の「やんか」というのにはなかなか慣れないなww昔から、あの「やんか」は、「そう言ったことあるよね?」「知ってると思うけど(知ってるは…
大河ドラマ「光る君へ」では、目下、主人公の紫式部と並行して、清少納言が本格的に登場し出した。(両者、絡みが史実とは多少異なっても、ドラマとして、イイタイコトを外さない線で描いているようだ。) 清少納言役、ファーストサマーウイカさんは、体当たり…
TV番組「プレバト‼︎」の今回の‘俳句の春光戦’は、まず10人で競い、上位3人を選び決勝戦で優勝を決めるという、お笑いのM−1方式となった。 出場者は同じお題で2句作り準備する。今回のお題は「桜」。 三大季語「雪・月・花」の内の一つで、古来詠み継がれ…
まず虎落笛(もがりぶえ と読む!)とは何かという答えから、、 これは比喩表現であり、「風」のこと。虎を落とす程にツルツルした竹垣で、虎の侵入を防いだという柵→「虎落」。 これを風が吹き抜ける時、笛のような音を立てることがあり、この風の音を「虎落…
ある文章を読んでいた時、“ カニバリゼーション “ なる言葉に出くわした。 馴染みのない言葉だったのでググってみたら、簡単に言うと「共喰い & シェアの奪い合い」ビジネス用語では、同一企業内で新旧製品が競合してしまう時なんかに使うそうよ。 一番有名…
「直し」がほとんどないほどの優秀句が並んだ今回の冬麗戦‘24。 今日は中でも、噺家2人の俳句に焦点を当てたいと思う。夏井先生は、奇しくも2人共「大笑い」という今回のお題に対して、 「笑いの反対側から描こうとしているところが、発想として秀逸だ」と…
一字違いで語感が似ている単語を並べてみた!まずは幕の内弁当でお馴染みの「幕の内」 元々は、歌舞伎や芝居などの「幕」の内側のこと。そこから、幕間(まくあい)→ その時いただく食事は→幕の内弁当 などと発展した! 今では「幕の内」だけでお弁当のことと…
サッカー「ワールドカップ」は、“ 選手のショーウィンドウ “ と言われている。これと似て「M1」は自分にとって、新たなお笑い芸人を知る機会にしている。 特に一昨年、昨年のM1では、多くの芸人さんを知った。今年も勝ち上ったモグライダーや真空ジェシ…
閻魔大王(えんまだいおう)の持ち物で有名なものは「閻魔帳」。 これには人間の生前の悪事が全部書かれていて、死後、それを見られて裁かれる というあの恐ろしい帳面だ! この度(12月中旬)、境内(けいだい)の紅葉がギリイケルというので、東京世田谷にある九…
以前、会社勤務をしていた時のこと。 上司の、ある副部長さん(A氏とする)は、音楽、美術などの芸術に造詣が深い人だった。(会社自体はそういう関連ではないww) そのうち、A氏が辞令でオーストラリア勤務となり、赴任されて少し経ってから、部にお便りが来た…
いつも親しんでいるTV番組「CLASSIC TV」で、特に興味深いテーマの回がありました。そこでは、” ヴィルトゥオーゾ “ という言葉とそんな演奏家たちを深掘りしていくのでした。まずは、番組で紹介された、この言葉の一般的な解釈とは色々あって、、「卓越した…
日本では昔、指南番という「武芸、お作法を教える人」の役目の人がいた。現代では、これは指南役という言葉に置き換わっていると思う。この言葉が出てくる有名なところでは、江戸時代・元禄の頃の事件「忠臣蔵」に出てくる吉良上野介(きらこうずけのすけ)と…
イギリスの人気作家ジェフリー・アーチャーの作品は好きでほとんど読んでいると思うが、中でも「ロスノフスキ家の娘」は一番気に入った作品だ。 主人公のフロレンティナは、美しく聡明な女性だ。 その彼女の幼馴染みの男性、エドワードは後に弁護士となり、…
定期的にブログという「書き物」をするようになってから、ずっと見ているこの番組「プレバト‼︎」も、見方がより身近になっている。今回の金秋戦のお題は、三大季語、雪月花の一つ、「月」。 フルポン村上さん曰く、お題としての「季語」は番組初とのこと。し…
小説「ロスノフスキ家の娘」は、イギリスの作家ジェフリー・アーチャー氏によるものだが、氏の経歴はバラエティーに富んでおり、作家であることはもちろん、途中で、英国下院議員になったり、刑務所に入ったこともあったりだ!アーチャー氏は転んでもただで…
今回の結果、1位の梅沢富美男さん、2位の中田喜子さん、3位のかたせ梨乃さんは皆さん、旬の食材を上手に俳句で調理。 「鱧の皮 あの娘再婚 したらしい」 by かたせ梨乃さん は、飄々とした粋なリズムで感じいい! 年上の方に対してこう申しては憚られるも…
吉本興業元会長の大﨑氏(以下O氏)の著した「居場所。」の中の、ダウンタウンのお2人「松本の奥まで見抜く眼」「浜田の失踪事件」等の抜粋記事を、ネットで興味深く読んだ。昔、O氏はお2人のマネージャーだったことをそこで初めて知る。それまでは、氏は…
「竹やぶに竹立て掛けたのは〜」 という有名なあの早口言葉。 口を横に、てけてけ言う感じのものは、昔からなぜか得意だwだが、、武具馬具 武具馬具 三武具馬具 合わせて武具馬具 六武具馬具 (ぶぐばぐ ぶぐばぐ みぶぐばぐ あわせてぶぐばぐ むぶぐばぐ)と…
今日の話題は、いつもに増してオタク度が高いw 英語の発音を良くしたいと思っている方向けとなります! 映画「リメンバー・ミー」が好きで、ミゲルとかをじっと見ていて「おや?」と気づいたことがある。 「リメンバー」の「バー」の時の口元が「ウ」に近い…
プレバトは、初期の頃から楽しみに見ている番組。 自分では俳句はやらないが、言葉の勉強にはとても役立っている。 番組は長く続いているので、出演者たちはみんな腕を上げて、今やハイレベルの戦いだ。 「推し」を作るとさらに楽しいということもあり、私は…
正味2分間のお馴染みの(テレ朝、月火夜)長寿番組「世界の車窓から」は、 ここのところ、「夏のスイス〜アルプスの絶景の出会う旅〜」と題して、美しい風景や山村の様子など、映しています。 番組の提供が富士通と言えば、地元川崎フロンターレのオフィシャ…
SPY×FAMILY 第2クール 19話の冒頭は、アーニャ達が通うイーデン校の校庭を、子供達が箒(ほうき)で掃くシーンで始まった。以前、このブログで箒の話を載せ、掃き方のことを書いたが、ダミアンの掃き方はそれを映像化してくれたような感じで、なんか嬉しかっ…
警報!今日のブログは、賢者の方にとってはコトにアホっぽい内容となっており、途中、読むに耐え無くなった段階で離脱することをお勧めします! 当然、学術的な話ではありません!! 「台風は勢力を増してきており、中心気圧は910ヘクトパスカル」 「おぉー…