舞台はアメリカ、ニューヨーク。
テレスペ「セブンデイズ・ラプソディ」の派手なオープニングの直後、ルパンと次元が予祝で一杯やろうとした時のこと。バーボンはストレート派の次元に対し、オンザロックで行こうとしたルパンは部屋の製氷庫で「フロムサウス」の氷が溶けていることに気づき、近くのコンビニへ、、。運良く残りの1つにありついた途端、ギャングの流れ弾にその氷が破壊され、ルパン、怒る!その際、追われた少女を助け、、
この物語が展開されていくのだ。
ルパンがこだわったこの氷は、当時、南極のロシア軍基地で採れた「フロムサウス社」製のものだ。
ともあれ、ルパンがこだわらなかったら始まらなかったこの話!
ルパンのような趣味にこだわるこういう姿勢、私は嫌いじゃないですw
一方、日本では(特にこの夏)、天然氷をはじめとする氷の需要は、オンザロックと言うよりは、かき氷に代表されると思う。
虎屋(赤坂)ギャラリーで開かれている「かき氷大百科展」に行った。
そこで知ったことで特に印象深いものは、、
「枕草子」のものづくし中、貴なるもの(あてなるもの、、優美で上品なもの)の項で、「削り氷(けずりひ)」と表記される「かき氷」を挙げている。甘蔦(あまづら、、蔦の樹液などを煮詰めたものとか)というシロップと共に食したらしい。
また、幕末には、アメリカの天然氷「ボストン氷」が輸入されたという。アフリカの希望峰経由で横浜港に来たが、かなり溶けてしまい高価だったとか!
その後、虎屋では茶寮に移り、美味な宇治抹茶のかき氷を戴いて、しばし涼を取った。一番人気とあって、周りのテーブルでも、かき氷のガラス製の器を沢山見かけたよ。
最後に豆知識を一つ。
よく街で見かけるかき氷の旗(青色の海の波の上に、赤い大きな字で「氷」と書いてあるアレ)で、時に2〜3羽、緑色か青色の鳥が飛んでいることがあるでしょ?
あの鳥は「千鳥(ちどり)」とのこと♡
調べたら、割と有名な和の文様の一つだった。