ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

環境とメンタルの関係

以前、会社勤務をしていた時のこと。
上司の、ある副部長さん(A氏とする)は、音楽、美術などの芸術に造詣が深い人だった。(会社自体はそういう関連ではないww)
そのうち、A氏が辞令でオーストラリア勤務となり、赴任されて少し経ってから、部にお便りが来たのだが、その内容が印象的だった。


文章そのものはうろ覚えなので印象まじりで書くと、

オーストラリアは自然が豊か過ぎるため、ことさら芸術に親しむとか、それを生み出すとかの必要性を、さほど感じないのではないか?

とのこと。
実際、A氏の心も、南でかなり開放されているようだった‼︎
もちろん、豪州にも優れた芸術家はいるし、そういう施設もあるわけで、私のこの書き方には語弊があるかもしれないが、芸術好きなあのA氏からそんな感想が漏れるとはよほどのことで、色々と示唆に富んでいるなあ と思ったものだ。芸術が二の次になるほど自然が豊か なんて、それは素敵♡

逆に、北方の国々のような気候が厳しく寒い環境とか、日照時間が少ない環境では、人は、より思索的になって芸術面では花開く という説を聞いたことがあるので、裏返すと、A氏の言はあながち違ってはないように思っている。

今時は、SNS等の発達で情報が行き来するので、そのような違いや個性は、良くも悪くも隔たりがなくなってきているかもしれないね。


さて、以上のことから少し飛んで感じることは、環境が人々のメンタルに及ぼす影響は、想像以上なのかもしれないということだ。

精神的に辛いなあと感じる時は、ひょっとすると、身の周りの環境を少し変えてみるといいかもしれない。転地療養などという言葉があるが、実際に効能ある温泉地などに行けるヒマはなかなかないと思うので、今日の例えで言うならば、生活に、オーストラリアのような南方味を少々加えてみたりとか!?

まあ、具体的には、
外に出て自然に親しむ時間を持つ、部屋を少し明るくする(蛍光色より電球色寄りにするとか)、日光を活用する、ボサノバを聞く(これは私の趣味だw)、

等々、考えてみたが如何だろうか♡


P.S.
今日は、片仮名のメンタルという言葉を、普通に安易に使っているが、これはかなり日本語化された言い方らしいね。
英語では、メンタリティー(mentality ) という言葉の方がよく使われるようで、片仮名メンタルはニュートラルな立場にあるが、厄介なことに英語の方は、既にポジティブな含意(或いは理性的な意味)があるのだ。以前、“ I’ve got you under my skin “ という曲について書いた時、その歌詞中、Use your mentality (しっかりせい!). という文に出くわしてから、このことに留意している。
サッカーのアーセナル愛の強いハリー杉山さんのXの文章なんかでも、(日本語なら「メンタル」と言うだろうところを)このメンタリティーを使っていたので、やっぱりそうかも? と確信を深めつつある!
でも、こういうことって、気づいてしまうと逆に困っちゃうねww