ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

気高い紳士、エドワード from「 ロスノフスキ家の娘」by J アーチャー②

イギリスの人気作家ジェフリー・アーチャーの作品は好きでほとんど読んでいると思うが、中でも「ロスノフスキ家の娘」は一番気に入った作品だ。
主人公のフロレンティナは、美しく聡明な女性だ。
その彼女の幼馴染みの男性、エドワードは後に弁護士となり、彼女のいい相談相手にもなる。


実は、このエドワードは幼い時からず〜っと彼女のことが好きだった♡
だが、フロレンティナはそうとは気づかず、彼女が恋に落ちたのは、別の男性リチャードだった、、
アーチャーの代表作「ケインとアベル」、宿敵同士の2人それぞれの息子と娘が、そのリチャードとフロレンティナだ。2人共、互いの背景を知らずに、リチャードの一目惚れから始まって恋に落ちたのだった。
ここまでの登場人物、フロレンティナ、リチャード、エドワードは、誰もが魅力的だということを、まず押さえてもらおうww


前置きが長くなったが、今日は、友達のままとなってしまったエドワードの方の話。

作中、作家ジェフリー・アーチャーは、そんなエドワードのことを、ずっとフロレンティナに心を奪われてしまった「キャンディーショップに閉じ込められてしまった少年のよう」という表現をしており、言い得て妙と、この表現は強く私の記憶に刻まれている!

そんな健気なエドワードが後々どうなっていくかは、これから本を読む方へのお楽しみにしておこう。


さて、こんな男性、たま〜にいますよネ。ハリポタのハリーのママであるリリーに恋をしてしまったスネイプ先生とか、音楽の現実世界では、シューマンの妻クララに恋するブラームスとか、、
ルパン三世」の次元大介なんか、いっつもそうなんだよw
泣けます!

彼らの美しいところは、チョッカイなんか出して、好きな彼女が困るような状況には絶対にしない、、むしろ、自らはそんな行為には絶対に及ばないで陰ながら応援し続ける、、時には “ あくまで友人の分際のまま “ 相談相手などにはなってあげるところだ!


彼らの理性の線引きは、とても気高いのだ♡
現実世界では、そんな美しいことは滅多にないようだが、いれば立派だ!