ルパン三世 & something

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脚本家 三谷幸喜氏語る 特番「鎌倉殿の13人 の作り方 」

脚本家、三谷幸喜氏の語る「 鎌倉殿の13人 の作り方」という特番の中で、氏は、この物語を家族や親子に焦点を当てて書いたと語った。

北条政子と義時の最後の数々の場面は圧巻だった。
家族や身内とは、簡単に切れない縁なだけに、愛憎や葛藤、そこで成長が促されたり とかは一般人にも当てはまることだが、権力の頂点にいるこの2人の場合、その舵取りも加わるので、常人に比することできないほど、愛憎激しいものとなったのだった。「鎌倉殿〜」を通しで見た者に痛感する思いだろう。

私の中で、北条政子という人はずっと謎だったが、多層な立場の政子への、愛情を込めた三谷氏の描き方や解釈により、一定の回答を得ることができて、スッキリした思いもある。
聡明な小池栄子さんが、内面も外見もバッチリとキマッテ表現してくれたお陰でもある♡
プラス、小栗旬さんによる、苦悩の義時までの難しい役どころへの、思慮深い見事な演技にもお陰様である♡


他方で、三谷氏は、手掛けられた大河ドラマ前2作とは違って、客観的に描くことにもこだわった というところが印象的だった。
特に、「鎌倉の町そのもの」を意識したり、、というくだりで連想したのは、石川さゆりさんの名曲「天城越え」の歌詞(作詞者、吉岡治さん)だ。

九十九折り 浄蓮の滝 わさび沢 小夜時雨 寒天橋

と、客観的に情景を随所にポンポンと置いていくことで、聞く者の情感を醸成させる。くどくどと心理描写を語るより、上手くいけば効果的だ。俳句にも似る。
これについて三谷氏は、「難しいですが、、」と謙遜されているが、「鎌倉殿〜」では見事成功されていたように思う。

氏が、自らの現体験を重ねたという義時、泰時父子の視点や、逆算でプロットが作られたこともあるという話、「面白いことは全てに優先する」など、他にも色々と正直に語られたこの特番は、大変興味深かった。
三谷氏は、2年間の取り組みから解放された今、放心気味とのこと、、。
そうでしょう、そうでしょう!子育てが一段落して、空(から)の巣症候群になるママ達の心境にも似ているなと思ったw

長期間、ご苦労さま & ありがとう♡

追記)
庭師の村雨辰剛さんもそうだが、日本人以上に日本の心を探究してよく解ってくれている人がいる。やはり特番で見たが、「鎌倉殿〜」音楽担当のエバンコールさんもその一人だ。彼は、イメージに合った楽器選択から母国の人たちによる男性コーラス起用に至るまで、斬新かつ細やかな曲作りに当たってくれた。
いつも早速冒頭で、視聴者のわくわくする気持ちを駆り立ててくれて、こちらにも、ありがとうを伝えます♡