本作を公開日に早速視聴した♡
公開したてなのでなるべくネタバレしないよう短めに、見どころを書き進めてみるw それでも5分の1くらいはバレるかもなので、ご了承ください。
本作の敵である“ムオム”は、人間というよりほとんどバケモノ!
ほとんど「不死身」の恐怖‼︎
だから、次元のマグナムも五ヱ門の斬鉄剣も銭形のコルトも、上手くいかない。
次元たちは言う、「こうなったら、ルパンの頭に託すしかない」と。
実際、ルパンもワルサーP38で対峙するには限界があり、、そこで頼りになるのは彼の頭IQ300なのだった!
ルパンは、 各バトルで劣勢に立ちながらも全体の状況を分析していたのだ。
本作でルパンが盗んだものは、、?
ここでは言えないが、それはルパンらしい、大納得のモノだった。
これまでのルパン作品を幾つかベースに織り込みつつ、「お宝」をも納得させる筋書き。この映画は、時の経つのを忘れさせる牽引力で一気に駆け抜けるカッコよさと面白さがあった♡
ここから書く声優については、個人的には事前に知っておけばもっと楽しめたのに と思われたので、これから見る方のために書き添えますね。
エンディングロールで始めて知ったのだが、本作のヴィラン、“ムオム”の声担当は歌舞伎俳優の片岡愛之助さん。
愛之助さんと言えば、以前、新作歌舞伎「流白浪燦星」で主役の「ルパン三世」を演じ、私も新橋演舞場に見に行った。(好評で、今秋も京都「南座」で再演される。)
愛之助さんはルパンの魅力全開。長尺の上演時間で、しかも長ゼリフを毎日エネルギッシュに公演するのだからさすがだ。そこもルパンさながらだった♡
この度は、そのルパンを苦しめる方を演じるとは‼︎
もう、「ルパン三世」とは切っても切れないご縁のようね♡
さらに、ヴィランのボスから “ゴミ人間“ 認定を受けたキャラクター “ルウオ“と“フウア”。
この声を演じたのはお笑い芸人 “ 空気階段 “ のもぐらとかたまりだ。作中のルウオとフウアはどっちも細〜い風体なのだが、かたまりはともかく、もぐらは正反対のような、、ww
共にルパン達を苦しめ、「ったく やんなっちゃうな〜」と思わせるキャラクターだったのだが、たっぷりそう思わせてくれたってことは、空気階段のお2人は違和感なく馴染んでいて「声の演技」が上手かったってことね!
さて、ルパン作品のうち特にテレスペや劇場版などの長尺物では、ルパンファミリーに次々とご難が降りかかる。そこでいつも思うことだが、不二子やルパンたちの感性にはトラウマってものがあまり無い!
災難をさばきながら過ぎたことは忘れ、性懲りも無く次へ進む‼︎
私にとって、ルパン作品のこういう元気さが魅力でもある♡
ルパンは言う。「退屈なくらいなら死んだほうがマシ」と。
人のことや状況を愚痴ったり恨んだり、、
私はあまりそういうタイプではないと自覚しているが、彼らはこの点でもはるか先を行っていて、常に前向きで清々しい。
私がルパン作品から離れられないのは、このような魅力が底流にあるからなのだ♡
もちろん、本作でも、ルパンファミリーは次なるお宝を目指して突き進む。そして当然、銭形はルパンを追う!
ヴィランのみならず、こっち側だって「不死身」だ‼︎