ルパン三世 & something

大好きなルパン三世、他、色々なことを気ままに綴ってます♡

エアコンのフィルターか〜! 賞レースと言葉と世代

お笑いの賞レース、前回の‘24 Mー1で、芸人の ‘ママタルト‘ がコントの中で突如大音量で発した言葉「エアコンのフィルターか〜!」は、レース後に話題となり、散々イジられたww TV番組「しくじり先生」にもその件で出演するほどに。まあ、ここまで来ると返って印象に強く残った!


ママタルト曰く、「本戦に至るまでの予選は屋外開催が主なので、元気に大きい声の方がいいと思っていたら、決勝戦に選ばれた組が披露するのは屋内(TVスタジオ)で、客層も若干違うから面食らった」のようなことを言っている。それに、関西、関東のお笑いの差もあったみたい!?
この時の客席の反応は、自分たちも気づいたらしく、、合掌‼︎

思うに、スタジオ観覧に入れるお客さんは、意図的にも若い女性を多くしているみたいなのね。その方が絵も笑い声も華やぐし♡ で、お嬢さん方は、いきなりの大きな声にびっくり!ドン引きしちゃったらしいw


さて、そうなるとネタの内容や発声、音量などについては、そこも考慮した方がいいということになる。審査員達は若い女性でなくても、観客席の反応にも多少左右されるはずだから!この回で決勝戦3組に残った令和ロマン、真空ジェシカなどはさすがその点も考慮していたように思う。前にもブログで書いたが、特にその2組は、「無音の間」まで取り入れ緩急をつけ、巧妙に活かしていた。先ごろ当ブログで書いたばかりだが、「‘21キングオブコントでのザ・マミィのネタ」も若い世代の共通認識をベースに出来ていたわけで、相手ありきのネタ作りが奏功していた。


地理(地図)において蛇行の歴史を刻む「川」は生き物だと言われるが、「言葉」もやはり、形のない水のごとく生き物のようだ。
半年〜1年単位で刻々流行り言葉は変化する。日本では、一番回転率が速いのは10代の女子が使うギャル言葉という。年長者がこれをせっせと取り入れるのは返って見苦しくもあるが、彼女達が言葉に巻き起こすエネルギーは歓迎だ。

家では息子達とのLINE連絡で、最近まで長らく私は「了解」のことを「り」と返していた。LINEを始める時、出来るだけ短い言葉が望ましい ということを厳命(?)されていたし、当時は普通に「り」は使われていたのでね。「り」はこの原則には象徴的だし、いやあ、これは便利便利 ということで、、
LINEでは特に、「り」に限らず全般に必要最小限の字数にするよう工夫している。無愛想なほどに!これは要約の訓練にもなるw

だが、先ごろ何かの拍子に、最近は「了解」で、もう「り」はあんまり使わないよ と聞かされ、、
「早く言ってよー」
もう半年ぐらい、(ある意味)時代遅れのことを良かれと思ってやっていたじゃないの!
こうなると「了解」だっていつ変更になるかわかったもんじゃないw


流行りは一切気にしない というスタンスもあろうが、ブログを書いていたりして言葉には敏感な方なので、(人様のを読む時はそれぞれの自由だと思っているが)自分が使う言葉の時は、やっぱりそれではイヤなのだ‼︎ どこまで取り入れるか入れないかの加減も大事だが、世代の差はあっても、言葉の流行への感度は磨いておきたい♡

それが職業のお笑い芸人のみならず市井の人も、生きている言葉を相手にするのは、それ相応の気構えが必要だ。それに、この手のことは誰が教えてくれるわけでもないので、自分から意識的に取りに行くしかないようであるw