日本の対スペイン戦は、グループEの初戦、対ドイツ戦を思わせる前半の様子に加え、スペインの方がさらに強豪と思っていた為に、先行きが思いやられて見ていたが、監督や選手たちのメンタルはタフだった♡
めげずに、総力で攻守に戦い続け、後半は最初から、得点を意識する布陣に強化して再生!
堂安の力強いシュートは、強気の彼のなせる技でもあった!試合後、堂安の「あそこは俺のコースなので」という “らしい” 発言は本田を想わせる覇気があるw
逆展弾の田中碧も、試合後、堂安同様「点を取るという気持ちでいた」とコメント。彼らの口々に出る得点への高い意識を聞くと、きっと、他の選手たちもみんなそんな強い気持ちを持ち続けていたんだろうなと想像している。
森保ジャパンの選手たちは、先制されたり状況が苦しい時間帯も、心折れずにモチベーションを保って戦ったことが、熱く伝わった。
「魂の折り返し」をした三笘も、監督の言う「粘り強さ」をまさに体現したものだったネ。三笘→田中碧のホットラインは、川崎フロンターレ時代からの阿吽の呼吸で、大舞台でそれが活きたことも個人的には嬉しかった。
前回、グループDのチュニジアの話でも書いたが、グループEの第3戦目の勝ち抜けのドラマは、過去類を見ない興亡となった。グループDの時は、一抜けのフランスの他、3カ国による勝ち抜けの争いだったが、グループEは、4カ国がほぼ横一線のために四つ巴?で熾烈を極めた。日本がそこに入る運命だったとは!日本の追加点は常に願いつつも、一方でコスタリカを応援したり、ドイツを応援したり、こんな目まぐるしい試合はない!
私は途中から複雑な両睨みを放棄したが、息子や友人達は、刻一刻と変わる戦況に頑張ってついていったらしいww 忙しかったね!
今回、W杯を全体的に見てきて思ったのは、今や、世界の強国と言われるところだけが強いわけでなく、アフリカやアジア、北中米からも続々と強い国が育っているんだなあということだ。
さらに、オーストラリアのFWデュークは、日本のJ2所属。我が日本のキーパー権田もそう。現フロンターレ所属の谷口も含め、Jリーグの地道な切磋琢磨が世界に通用する人材を育てていたということは、嬉しい発見である。
さて、16強の日本の相手クロアチアは、個人的に強い印象では、98年大会で軽く見て手痛い目に合った国である!主力選手シュケルは大会得点王にまでなって!
日本のW杯史上黎明期らしい世間知らずだったが、今や、選手たちにそんな甘い認識はない。そこも成長したところだ。もう、こちらが頭が下がるほどにネww
これまでのグループリーグでもそうだったように、相手をリスペクトしつつも自信を持って頑張ってほしい。
選手たちの強い気持ちを私も見倣って、トーナメント戦を応援していこうと思う♡