「ルパン三世」のテレスペエンディング曲には素敵な曲が沢山あることを知ったきっかけが、この曲だ。あの有名なルパン三世テーマ曲と同じ、大野雄二さんの作曲。「バイバイ・リバティ・危機一発!」のラスト、イザベルとマイケル親子の別れの余韻が消えぬ中、このメロディが流れて印象に焼き付いた。この曲は、メトロポリタンシティー、ニューヨークをテイストにしているのだろう、粋でさりげない。特に、間奏の管楽器の音色は、ニューヨークの夜空と呼応する。
歌詞は、作品の内容と一致してはいない。この曲は独立した1つの物語になっている。
女の子と男性の出会いから始まり、そのアバンチュールが丁寧に綴られていく。特に2番は大人びて意味深で、いわゆる「ルパン三世」っぽい内容!この歌詞の中の男性は、ハートを盗むのが早いから、たぶんルパンなんだろうが、他の人でもいけるような気がする。
例えば、次元でも、貴殿でも!
この歌手の声や溢れる雰囲気は、どこかあどけなさの残るピュアな女の子を思わせるから、男性だったらみんな、こんな娘と夢の中でデートしたくなるだろうな。
だんだん妖しくなっていく歌詞を、こんな清純な声に歌わせてしまっていいのかなあ?
そう思い、いつもドキドキする!
私は、、というと、イントロが始まるといつも、健気に頑張ったマイケルと作品のストーリーが頭の中にめぐり始め、異次元にtripしていく、、。