PART2「泥棒はパリで」は、私が大人になってから「ルパン三世」に再会し、ハマっていった最初の作品。20分ちょっとの尺に内容がびっしりと詰まっていて、ルパンワールドに引き込まれていった!
そして、オープニングのテーマ曲は、PART2でお馴染みのJAZZバージョン。JAZZ好きの私にはこの吸引力が半端なかった。テーマ曲に合わせた映像も、色彩よし、カッコよしで、もう言うことなし!
こんなステキな世界があったとは、、今まで知らずに来てしまった時を戻したい後悔とこれからが楽しみという気持ちが同居していた。
その時からハマったまま、こうしてブログを書くに至ってる。
音楽やストーリーが特段私好みの組合わせである本作は、自分の中で、記念すべき一作だ♡
「カリオストロの城」で、クラリスにルパンと次元が初めて遭遇するカーチェイスの時、流れるテーマ曲もこのバージョン。
この時の 次元とルパンの会話
「どっちにつく?」
「女〜!」
「だろうな!」
多くのファンが惚れるこの短いやりとりは、ル次2人が、互いをよく知る阿吽の呼吸が象徴的だ。
この、“らしい”会話で、一層盛り上がっていく!
やはり同じチェースのシーンで、
「アチッ!さて、面白くなってきやがった!」
「まくるぞ〜」
このやりとりも、ル次だけでなく視聴者もワクワクする瞬間。こういうところがたまらないのよね〜。
BGMのテーマ曲が気分を盛り立てる。
付け加えれば、「カリ城」の宮崎駿監督は「ルパン三世」PART2も支えた人と聞くが、ル次2人の関係や性質、視聴者が見たいセリフと映像を、最も簡潔に捉え表していて(私が言うのもおこがましいけど)、ルパン達の魅力を引き出す術は“当然解っている” ってことなのだろう♡