ある朝、ゴミ捨てに出ようとしたら微かに雨が降っている。そのための傘も面倒だし、いいや、そのまま濡れながら行こう!
と思ったら、脳内に三善英史さんの「雨」が流れてきた。雨降りの中のゴミ捨てをそこまではかなまなくてもいいものの、歌い出しだけからの連想とはあまりに単純だ‼︎
♪ 雨に濡れながら 立たずむ女(ひと)がいる
♪ じっと耐えるのが務めと信じてる
♪ 約束した時間だけが躰(からだ)をすり抜ける
道ゆく人は誰一人も気づきもしない♪
曖昧な記憶なので歌詞は前後したり一部違っていたりしていたが、これほど出てくるということは、インパクトの強い歌だったんだと思う!
(実際、「じっと耐える」を、自分では「きっと帰る??」と記憶違いしていたw)
「雨」は、THE 昭和歌謡 という曲である!
調べてみたら、この曲が大ヒットしたのは1972年で、レコ大新人賞等々を受賞 とある。当時はきらびやかな男性アイドル御三家などがTVを賑わせていた頃だが、三善英史さんは演歌ということもありそういう感じではなくてアーティスティックな個性が光っていたように思う。私はまだ小学生だったので、このジャンルを特段好んでいたわけではなかったが、今改めて眺めると、三善さんの繊細な歌唱と作詞作曲の力を感じるね♡
歌詞の言葉表現が流石なので、作詞家 (故)千家和也さんのwikiを見てみたら、なんとヒット曲の数々だった!
一部列挙すると(敬称略)
「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみ、「そして、神戸」内山田洋とクール・ファイブ、「終着駅」奥村チヨ、「年下の男の子」キャンディーズ、「なみだの操」殿様キングス、「ルパン三世」ピートマック・ジュニア、「ルパン三世 愛のテーマ(ヴォーカルバージョン)」水木一郎、「ひと夏の経験」山口百恵、、
その他たくさん!
どうです? 既にいくつかの歌が脳内を駆け巡ってませんか!?
今日のテーマは息子世代にはあまり知らないかもしれないが、いい曲がたくさんあった♡
また、「ルパン三世」テーマ曲のあの有名な一節、
♪ 〜 男には 自分の世界がある 〜 ♪
のある歌詞は一般の女性の原案であることは知っていたが、千家さんが補作されたこと、そしてエンディングテーマの一つも手掛けられていたことは、不覚にも知らなかったなあ!
最後に戻ると、「雨」の作曲者 浜圭介さん(前述の奥村チヨさんの伴侶)も沢山の名曲を輩出されているが、長くなるしキリがないので今日はこの辺でお終いに、、‼︎