プレバト‼︎ 俳句部門、タイトル戦で「はとバス杯」の回(’25 11月放送)。
浅草、川崎の工場夜景、富士山5号目などの人気コースに、番組の俳句の達人達がそれぞれ乗り込み、句を詠んで競う。
はとバス「横浜ベイサイドストーリー」コースから、奇しくも、梅沢富美男さんとフルポン村上さんは、同じ「中華街」のコースを選び、中華街対決となった。
まず、結果から言うと、6年ぶりの優勝を果たしたのは村上さん。
梅沢さんは今回は4位と少し振るわなかった!その理由は梅沢さんの原句と、先生に直された俳句を並べて見た方が分かり易いだろう。
梅沢さんの原句
帰路寒夜 バスに異国の 香ほのか
梅沢さんの選んだ季語「寒夜」は、バス旅行の弾む気持ちにそぐわなかった。異国の香は、より具体的に例えば「八角」などの語を使うことで効果が増した。
村上さんの優勝句は、
冬晴の牌樓(ぱいろう)
龍の顎(あご)昏し(くらし)
中華街に名物のにぎやかな門(=牌楼)から、その上部に飾られている龍へと視線が動く。
引きから寄って行くカメラワークが、俳句のテクニックとして上等で、それを言葉で表現することに成功している。空の青も含め、豊かな色彩も感じさせる点も高評価だった。
両者を比べると、中華街に、一回行ってみたいと思わせる俳句は、季語が寂しい「寒夜」の句よりも明るい「冬晴」の方に軍配が上がった。
今回、2人の中華街対決の句の他に詠まれた俳句には、
「常套句を並べるより、実体験から生まれ出る言葉を入れた方が俳句が生きる」
という指摘がされたものもあり、これなどはブログを書く際にも参考になるアドバイスで、勉強になった。
さて、番組中、はとバスの表示された囲み案内によると、横浜ベイサイドコースのお食事処は重慶飯店or 状元楼とあった。これらのお店には、たまたま行ったことがある。
重慶飯店の方は昔から中華街に君臨する老舗の名店。
状元楼の方はより新しく、近年人気の高いお店。
休日はどちらも並ぶほどに美味しくて、オススメだ♡