ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

五ヱ門、語る  from「コピーキャットは真夏の蝶」


テレスペの本作、色々あってからのラストで、ボスキート村でのルパンファミリーによる仕上げは、スカッとしますね。風景も人物も綺麗。


五ヱ門対するところの「白竜(外道)」は、居合の達人で強敵。敵相手に、五ヱ門がたっぷり居合の口上を述べるところは、聞きどころ!おお〜語るなあ〜、彼の説明にこちらも必死について行きました。やはりこの方は、直感だけでなく理論派のところもありますね!一つ一つ自分に納得させて、積み上げていくんだね。彼の個性だと思います。
最終的には、珍しく(外道を)バッサリやってました。敵を讃えつつ、、


ルパン作品で、五ヱ門の敵で名前に「竜」がついた人って、強いし、闇堕ちしなければホントはいいヤツだったんだよね、、オシイことです。
強敵との一騎打ちは、やるかやられるかの厳しい世界なんだ。


次元対する「サンタナ(邪道)」は狂気じみていて、次元が変に手を焼いていたけれど、お陰でなかなかカッコいい次元ショットの連続で、良き良き!
マグナムが使えなくなり、鉄パイプにヒントを得て最後仕留めていくシーンはココです、本作ですよ〜。語り継いで行きましょう!


真夏の間の、ルパンの昔の相棒、通称キャット(カトリーヌ)。キャットは、今や顔写真がランバージャック爺のロケットペンダントに残るだけだが、さすが目に留まる美しさだ。作中では、敢えてそれだけの紹介に留めているから、余計、美しさを想像しちゃうよネ。出来のいい俳句みたいだな!


キャットの娘レベッカの小舟で、ルパンは顔にオムレツを投げつけられ黄色い顔になりながらもレベッカを説得するシーンは、逆に心打たれました。
ルパンの優しさが表れているところです。
途中、レベッカがルパンに、裏切る不二子の何処がいいのか聞いた時の返答は、実は深いです。これを女性に言える男性は少なく、相手を、こんなにも大きな愛と自由度で見守れるなんて、懐が深くてステキなことです。


ルパンファミリーが宿敵を片付けてくれて、レベッカはママの仇討ちの呪縛から開放され、ホントによかったわ。