NHK名曲アルバムで初めて知った、詩情豊かな佳曲。大人になっても尚、こんなステキな曲に巡り会えるのは嬉しい。こんなにいい曲が埋もれていたとは!
ニュージーランドのマオリ族に伝わる歌。マオリ族は、今やラグビーのハカでも有名だと思う。世界大戦に英軍兵士として駆り出されたマオリの若者が、恋人に向けて歌う歌で、恋心と慕情が溢れている。映像では、ハカを披露する若者たちも紹介されていた。
現地の人々が古くから信仰する、ニュージーランドの名峰ヒクランギ。昔から日本にも、富士山始め信仰の対象となる山々が各地にあるけれど、何処も気持ちは同じなんだなあと感じた。
歌はマオリの言葉なので、♪ポ〜カレカレア〜ナ〜♪ の後はハミングとなり、当時少年期だった子供たちと親子で口ずさんでいた。この歌いいよね〜と。
名曲アルバムバージョンは、オーケストラによるクラシック仕立てで編曲も良く、管楽器の素朴な調べで始まる美しい間奏は、しみじみと泣かせます。このバージョンを聴く機会があったら是非、ご視聴くださいね。
きっと感じるところが多いはず。
以前よく見ていた「みんなの童謡」から、今も放送されている「名曲アルバム」まで、5分ほどのコンパクトな番組ながら、より味わいを深くする曲紹介あり、語りかけてくるような素晴らしい映像ありで、その濃密さにいつも感心していて、丁寧な作り込みに音楽愛を感じています。
世界には、ポリネシアのダンスミュージックや南米の「コンドルは飛んで行く」等々、土地土地に伝わるステキな曲が色々とありますね。
まだまだ知られざる美しい曲が、きっと沢山あることでしょうね♡