ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

公転と自転

次元と言えばマグナム、、リボルバー式回転銃。

ところで、
英単語の 公転はrevolution、 自転はrotation

ルパン三世」でリボルバーをよく見るおかげで、この英単語の区別がやっとつくようになりました!
とりあえず、自転の方は置いといて、、。

revolve の語源は「回転」という意味らしい。
次元が銃口をこちらに向けた時、シリンダー部分が見える。このシリンダー面は周囲に6個の丸がある図となるわけで、、。(この6発のマグナム弾というのが key となる作品もあるが)
これは、地球などの公転周期を表す図と似ている。そこで、、

 次元のリボルバー(6個の丸の絵) ≒ 公転周期の図
    リボリューション    = revolution

何も次元まで引っ張り出さなくても と呆れる声が聞こえなくもないが、公転自転、この2つの英単語、どちらも回るので、覚えるのになかなか区別がつかなくて困ってたのよね。ただ残念ながらこの覚え方は、息子は「あまりピンと来ない」らしく、どうやら次元好きにだけ通用するらしい!
おかしいなあ?

マグナムと同士撃ち

ルパン三世」を見るおかげで、銃などには一切縁の無かった私が、入り口くらいはわかるようになっちゃいました!マック堺さんの「ルパン」関係のYouTubeを覗きに行ったりするのは、以前の自分には考えられない変化です!お話の時のマック堺さんって、おおよそ銃の達人とは思えない程の優しい目をしてらっしゃいますよね。不二子の話をする時の照れた表情とかも、可愛らしいですね!やはり、次元のことが大好きなのは伝わります。銃のことを知る人なら、きっとみんなそうでしょうね。真似したくなるカッコ良さですもんね。0、3 秒の早撃ちですか、私も男だったら、そっとカッコつけてみたりしたでしょう。

partⅤ 終盤作品の「その時、古くからの相棒が言った」は、次元の独壇場、次元のサービスシーンがあります。不二子のサービスショットみたいにネ!効率よく異なる銃を次々に使い分け、二丁拳銃のシーンまであるんですよ。全作品中でも、これは珍しい?マグナムは片手でもブレ易いそうだから、これが2丁ともなる実戦は次元にしかムリ と言ってもカゴンデハナイ!歌舞伎なら大見得を切る場面に匹敵します!彼を知り尽くしたスタッフの、次元愛が伝わります。
彼のファンなら必見ですよ〜。

「我が手に拳銃を」のクライマックスで、敵に取り囲まれた次元は、殺るか殺られるか。八方から集中砲火を受ける立ち位置ながら、自分のマグナムを使うことなく、弾道を読み、絶妙に身をかわし続け、周囲の8人に同士撃ちさせました。銃に(勿論、弾道にも)精通した次元だからできる技ですね。周囲がある程度ザコだったので(されど8人もなんだが)、次元が、これでいける と判断して使った手ですが、恐れ入りました。
能楽”における翁の至芸の域か?!
これは多分、くろうと好みの、静かなる痺れる決闘シーンでした。

屋上から屋上へ!

ルパン三世」では、ルパンファミリーがよく、ビルの屋上から屋上へ逃走することがある。私など、街を歩いていて、こっちのビルの屋上からあっちのビルへ跳べるかな?なんて想って、ニヤニヤしちゃうことがあるものだ!もちろんムリなんだが!!いやむしろそんな時は、ボヤッと上を見てないで、自分の足下こそ気をつけた方がいいに違いない(泣)!

ルパン達の足首にはバネがついているのかと思うほど、彼らは、ビルの5階くらいの高さなんてへっちゃらで飛び降りているしね。カーチェイスなんかも、現実離れしてるよね。

でも、アニメの面白さは、こういうデフォルメにもあると思うな。コナン君のスケボーの見せ場なんかもそうで、待ってましたっ てなるものね。

最近、山田五郎さんのオトナの教養講座 というYouTubeが気に入っており、ユーモアを交えかつ面白い山田さんの解説はもちろん、アシスタントの女性、和田さんの声と反応に同性ながらシビレつつ、いつも、次回作も楽しみに待っている。

最近アップされた「セザンヌのリンゴ」編で、「絵は現実と違う」というテーマには、私は早速「ルパン三世」を重ねて納得したものだ!
日頃感じていたテーマが、ここにもあった! という感触だった。
感謝♡

アケビータ、、銭形酔っ払う from「白夜に消えた人魚」


「白夜に消えた人魚」は、不二子の水晶製人魚像や、ゴエによる斬鉄剣人間ラッセル車、次元の絶妙な射撃など、見どころ満載で、生き生きとルパンファミリーの特徴を活かしている楽しい作品だ。


人魚像を運ぶ車中、銭形とベルゲン市長がお酒で酔っ払うシーンがある。そのお酒はアケビータ。ジャガイモの蒸留酒で強い酒らしい。ヴァイキングの血が流れていることを自慢に思っているベルゲン市長は、さすがに酒に強い?今、戦っているはずのルパンに対して、実はシンパシーを感じているところが憎めないね!
ベルゲンに着いた時、市長が、ルパン捕獲に失敗したゼニを、銃で激しく責め立てていくところ、さすがヴァイキングの血が!!


家にあるカクテル紹介本はとても洒落ていて、私は下戸のくせにこれを読むのが好きだ。地酒は、その土地でよく採れる農産物から作られるが、4大カクテルのベースもやはり、その土地特有のスピリッツだ。

テキーラ→ 竜舌蘭、メキシコの地酒
ウォッカライ麦帝政ロシア スラブ農民の素朴な地酒が元祖   などなど

本作の舞台のノルウェーは、北方なので、土地が痩せがちで、地酒がジャガイモを主原料とするのは、納得だった。
私が初めて降り立ったヨーロッパの国はノルウェーだったので、この国は自分にとっての特別感があり、作中、画面に、オスロ→ベルゲン の路線図が出てきた時は懐かしかった。

テレスペED曲、 、ミシェル 夢のカケラ 夢ならいいのに


ミシェル     
   「セブンデイズ・ラプソディ」

夢のカケラ   
   「天使の策略〜夢のカケラは殺しの香り〜」

夢ならいいのに
   「ハリマオの財宝を追え!!」


テレビスペシャル作品のこの3曲は、いつも連続で聞いて楽しんでいて、密かに「3部作」と呼んでいます!
作曲者の大野雄二さんに感謝です。3曲とも、若い女の子がかっこよくステキに歌っていて、大好きです。


「ミシェル」は特に、ルパンワールドを超えて、単体でもより知られて欲しい、軽快で普遍的にモテる曲だと思ってます。NYの夕暮れ、トーチの先にダイヤ「女神の涙」の輝きを加えた「自由の女神像」のアップと共に、このED曲がスタートします。オンザロックのグラスの中の、多分ルパンのこだわっていた「from SOUTH 」の氷に、本作の回想シーンが、映し出されていく、、。「ミシェル」をBGMにして。映像も音楽も粋です。


夢のカケラ」だけを聞く時は、ルパンの目の前で命を落としたソフィのことが思われて、しみじみしちゃいますね。作品ではエンディングでこの曲が流れる中、ルパンが廃墟の壁にもたれ掛かっているところに、亡きソフィを思わせる蝶が飛び回って、ルパンも体をゆっくりひと回りさせて、応えます。優しい。この時の作画の色彩は綺麗で、ルパンは渋くてかっこいいです。このシーンだけで、一編の詩になっています。


「夢ならいいのに」の歌詞は、少し気が強くステキなゲストヒロイン、ダイアナを模していて、ルパンを恋し始めた戸惑いをおしゃれに歌い上げています。メロディも軽やかでシャレています。最後の歌詞で「つきあってあげるわ〜」と、上から言ってくるあたり、大人のルパンからしたら、その強がりを可愛いと思うだろうな。

ルパンとのデート!

「ハーイ、エレン♡」、黄色の可愛い愛車FIAT500で定刻ピッタリ、 
ルパン三世颯爽登場!
助手席のドアを開けて、隣にいざなってくれた。さすがスマート!ルパンの胸のフラワーホールには、小さな赤いバラが一輪。運転はご存知、見事なハンドル捌きで、潮風を受けながら海岸通を抜け、街へ向かう。

「ここのジェラートは最高だろう?」とルパン。お気に入りのイタリアンジェラートのお店で、ルパンお薦めのピスタチオジェラートに喜んでいる私を見て、嬉しそうにしてくれるルパン。

次に、靴屋さんで私に似合う靴を選んでくれることになった。こんな時ルパンは、身軽にあれこれ持ってきて、ああでもないこうでもないって一生懸命探してくれて、店員さんも微笑んでいたっけ。

ふたりで、よく笑い、よくおしゃべりをした。
1日目の五ヱ門との時は、なんかガタピシなっちゃったけど、今日はスムーズに流れてる!さすが、エスコート上手なルパンのおかげだ。

ルパンはね、私の美女の変装を最初からお見通しだった。それを別れ際にサッと剥がされ、胸の赤バラを差し出して、「気を遣わないでも、ありのままでいいんだよ。」って、額に優しくキス! 
FIATでまた颯爽と去って行った、、。

その時、私の3日間の緊張は、スーっと解けていきました。
ありがとう、ルパン。
これがルパンマジックなのね。

次元とのデート!

次元は私を「エレン」、私は彼を禁断の下の名前呼び、「大介」で行かせていただきます。
妬かないで!

大介がジープチェロキーを巧みに操り、2人で山の奥深く谷川のほとりまでやってきた。きょうは、釣りとバーベキューデートだ。

2人でまず、川魚を釣り始めた。彼の針には魚が次々にかかるが、私のにはなかなかかからない。おそらく見兼ねた大介は、「魚は、俺が釣ればいい。釣りすぎても食いきれんだろう?」って、彼が魚担当になり、私は先にバーベキューの準備へ。大介は、ホントは何だって一人で上手くできちゃうんだ、、。でも、慣れない手つきで準備をガタガタやってる私に恥をかかすまいと、帽子の下から覗く、様子を見てくれる大介の眼が、優しい。こまやかな配慮一つ一つが身に沁みる。

釣り上げた魚を、彼は手際良く串打ちしてくれた。川で冷やしておいたスパークリングジュースで乾杯!戦果の川魚と、良い具合に焼けた野菜を頂きながら、楽しいおしゃべり。時に豪快に笑う大介の声が、谷にこだまする。温かな時間、、。
夜の次元とはまた違う、陽の光の中の大介は、明るくワイルドに輝いていた。

ルパン、最後はあなた、待っててね!