ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

フィジリのパスタ! with ブロッコリー 


このブログを読んでくださる皆さまに、たまには役に立つ話題を、、、
ということで、年末年始のイベント食に飽きた時にいかが?と思い、簡単なレシピを書こうと思いました!これは、割に家でも若者にウケがいいのでw
(別に、得意料理でも料理得意でもなんでもないです!)


フィジリのパスタとブロッコリー、オリーブオイル、塩、輪切りの唐辛子、(それに、できればアンチョビの缶1つか、ペーストチューブ。無くてもOK)、ニンニクを2かけほどご用意ください。

フィジリはスーパーでも手に入ります。500g入りが多いけど、2人分で400g使う という目安で書きますね。(1袋使っても、ブロッコリーは1つでよい。大量に作って冷凍保存もOK!)


[では、スタート]
大鍋にお湯を沸かし、塩を入れ、フィジリ投入(5分タイマーかける!)
タイマーが鳴ったら、ブロッコリー(小分けにしたもの)投入(さらに5分)

一方で、大きなフライパンにオリーブオイルとみじん切りのニンニク投入。

大鍋の方の合計10分間、フライパンの方も火にかけていたらニンニクが焦げるので、こちらはニンニクに火が通った位で火を消しておく。

フィジリブロッコリー組が上がりそうな数分前に、輪切り唐辛子適量とアンチョビをフライパンへ、、弱火で火を復活させておく!
(アンチョビは、ペーストでなければ、1cm位に切っておいたものを入れる)

2回目のタイマーが鳴ったら、フィジリブロッコリーを湯切りしながらフライパンへ(湯切りは、あまり神経質にならなくてOK!)

塩を振って味付け、ヘラを使ってブロッコリーを細かくしていきながら、1分ほど中火で混ぜる。お皿に盛り付けて出来上がり。
[終わり]


尚、ブロッコリーをヘラで細かくする時、からみつくフィジリに構わず、この作業が出来ます!
ここは、この話をする動機の1つで、フィジリは茹でても、少々の圧ではちぎれません!料理人にとってはありがたく、いつもこの行程は、ちょっとした感動モノです。

フィジリの茹で時間は通常11分のものが多いので、その体で時間配分しております。また、分量をあまり指定していないのは、面倒な印象になってしまうからw 適当でも大過無しと思われます!
一人住まいの方でも材料を半量で作れば、割に簡単だと思うのだが、、。

このレシピは結局アーリオオーリオなので、基本美味しいハズです!


さて、今年のブログ upは、今日で終わりのつもりです。
いつも、お読みいただきありがとうございました。
ちょっとでも笑顔のきっかけをお届けしたく、自由に綴っております。
来年もよろしくおねがいします。 どうぞ良いお年を♡♡

山本五十六役、、香取慎吾さん / 「南十字星がダイヤに見えた」

マツケンサンバを真似たカツケンサンバの動画を「いいね」とこのブログでも紹介したことがあったが、その香取慎吾さんが、今月30日の夜、NHKの TVドラマで、山本五十六役を主演するという。
香取慎吾さんは、丸刈りにして気合十分でこの役に挑む。


思うに、アイドルスターで走り続けた彼は、それゆえの人生の荒波を経てきたことは、素人の私でさえも推し測られるほどなので、その山谷の経験が血肉となって、存分に演じられたことだろう。予告で見ると、体格も合ってるよね。今から試聴予約で楽しみにしている♡
彼がこの役にご縁があったということは、役が彼を引き寄せたんだろうと思っている。
見逃した、、となると残念なので、事前にお知らせがてら、こうして upすることにした!
マツケンサンバ推しからの「よしみ」で、慎吾くんを応援している次第です。


山本五十六さんは、言わずと知れた、太平洋戦争での連合艦隊司令長官
ルパン三世」にも、回想シーンと写真で登場しているんですよ。
part2「南十字星がダイヤに見えた」で、君広一飛曹が、山本五十六閣下を敬愛して止まず、勢い、ルパンが山本五十六に扮する場面があり、見どころの一つだ。
(過去に、このブログで記事にしたことあり)
ルパン三世」のこの作品もなかなか味があって、また、コミカルな場面もあり と面白いので、機会があったらどうぞご覧あれ。


12/29 追記)
香取さんご結婚おめでとうございます。
どうぞお幸せに♡♡

M-1 グランプリ 2021、、あれこれ!

家では、みんな「お笑い」好きで、先ごろの「M-1」を楽しんだ。
(以下、お笑いコンビ名や人名に敬称略、悪しからず)


今回、ファイナリスト達の芸は、高いレベルで横並びの感あり、特に最後の決勝は、素人ながらも1位を決められない!結果はご存知、「錦鯉」の優勝。その時の彼らの涙と審査員数名の涙に、もらい泣きしそうだった。私は、実は違うコンビを想定していたのだが、錦鯉の2人だからこそこれだけの感動を呼べたことを思うと、我ながらそういう想像が出来なかったことを少しく反省。木を見て森を見ずだったなあ! もちろん、誰を推しても自由なんだけどね。
暗く、心沈むニュースでザワザワする昨今、長年頑張ってきた、最年長の錦鯉の優勝は、みんなに明るい希望をもたらしてくれた。
こういう効果は、お笑いという芸の目指すところでもあるはずだものね。


審査員の松ちゃんは、以前、M-1についてのコメントで、本来お笑いは順位をつけられるものではないが、お笑い界の活性化や芸人の活気の為には意義がある 的なことを言っていたと思う。これには確かに共感。となると、今回のように、選ぶに困る程の実力伯仲の場合、錦鯉の熱情、迫力を推すというのが、やはり良かったとつくづく思ったものだ。決勝戦の最後、錦鯉の長谷川さんがステージで横になって一言 のフィニッシュは圧巻だったもんね!
松ちゃんが奇しくも、「こうなったら、一番バカを選んだ!」と、独特の褒め方をしていたことに表れているね。ベテランの審査員達の、無意識のうちかもしれないが、この絶妙な結果には感心した。


一方で、錦鯉に続く次世代、新星の活躍にも、今後に期待できるね♡
以下、感じた私見の羅列!


ハライチ岩井の「やりたかったことをやり切った」清々しい表情も印象に残る。ロングコートダディの肉うどんは面白くて、その後何度も繰り返し見たほど!「もも」のまもるに既視感があったと思ったら、あの立ち姿はルパンや次元のそれに似て、片方の足にずっと重心乗せてる。雰囲気あるし芸は面白いし、彼ら、とりわけまだ若かったので伸びしろに期待大!真空ジェシカの川北にも次元感あったし、彼らの言葉選びが好きだった。ランジャタイの芸は一風変わっていたが、「蘭奢待」というのは香木の一種らしく(初めて知った)、彼らはアニメ好きのようだから、命名にオタク的センスも感じ、今後、個性的な芸風を発展させていきそうだ!


ここで名前を挙げてないファイナリストも、今回ファイナルステージに届かなかったコンビも、磨けば原石がますます光っていくだろう。
お笑いで、世の中を明るくしていってほしい。
だから先にお礼言っとく、、ありがとう、皆んながんばってね♡

アニメ、、背景専門会社  by タモリ倶楽部、ルパン三世「コピーキャットは真夏の蝶」etc


TV番組「プレバト」の水彩画部門での先生のお手本には、いつも感嘆しているが、「ルパン三世」を見ていて、風景の画面にこれと同じ感動を覚え、キッレイだなあ、スゴイ腕だなあと、実は感心することしばしばだったのだ。


タモリ倶楽部」で「背景」についての特集があり、アニメなどの背景の為の「背景専門会社」がいくつもあることを知って驚きだった。この部門が別立てだったとは!まさに彼らの職人芸のなせるワザだったのだ。
それに、こういうのを業界用語で「背景」、そのスタッフは「背景さん」ということも知った。ド素人の私がこれまでブログ内で「絵」とか、「風景」とか表現していたのは、背景さんの仕事だったんだね。

背景さんの苦労談によると、街で何気ないショットを写真に撮ったりして仕事に活かしているという。例えば、素材のサビ具合とか電車の網棚の構造とか注意書きの表示版とか、、
一作で数百の背景を作成し、数秒で場面が変わってしまうシーンの為だけにも細部にまでこだわって描く美意識と職業魂には、頭が下がるね♡


山田五郎さんの美術解説のYouTubeもよく見るが、それによると、画家によって、風景が得意な人と静物や人物画が得意な人がいるということだから、考えてみれば、この辺は分業にした方が、より完成度が高いわけだ。
もし背景が無いと全く無味乾燥になるから、いかにこの仕事が大切かがわかるってものだ!


ルパン三世」で、見事な背景が最初に思い浮かぶのは、テレスペ「コピーキャットは真夏の蝶」の美しいボスキート村。ラスト、木々の深緑の光景が広がって印象深い。
他にも、テレスペ「アルカトラズ・コレクション」の夕焼けのニューヨークの背景、「ワルサーP38」のヴィランの島(アジト)の光景、part2「神様のくれた札束」の緑のきれいなアルプスの村などなど。
挙げ始めたらアレもコレもキリがない。
part6最後のテロップをよく見てみたら、ちゃんと「背景」の項目があって、関わるスタッフや会社名が書かれてあった。今まで知らないで、流し見してしまっていた。


背景さんの言によると、決して花形とは言えないセクションとのことだが、まさに、縁の下の力持ちなんだね。
今日は、私みたいにあまり知らなかった方に、彼らの存在を是非知って欲しくて綴ってみました♡


ルパン三世」のテロップのスタッフの欄には、その他にも多くの項目が並んでいることに気づく。その一つ一つにこのような努力が詰まっているのだろうと想像すると、アニメを見る時の味わいが、一層深まりそうだ。
スタッフに感謝♡

結界のはなし、、江戸/ホグワーツ/高野山 


「結界」については、書物などからの情報で知るばかりで、特に、宗教的に私自身が詳しいわけではない。
ただ、その響きに、神秘的なものは感じてる!


徳川家康江戸幕府を開く時、江戸城を中心として、天海和尚に四方に結界を張ってもらったという話は、割に有名だと思う。


また、小説ハリーポッターでは、ホグワーツ城(学校)には、ダンブルドア校長が強力な結界を張っていたことも、ご存知の方が多いだろう。登場する結界はそれだけじゃなくて、ハリーや仲間たちを守るため、様々な急所に張られていて、それら無くしては最終章まで続かなかったよね!
特に、校長亡き後の最終決戦で、ホグワーツの有能な教職員達がそれぞれ杖で結界を張る呪文を、渾身放っていくシーンは印象的だ。その状況にジ〜ンと泣けてきたね。それでも、あのヴォルデモートを前にしては数時間も持たないっていうんだから、どんだけ〜?!


話は変わるが、地元の川崎市に川崎大師があり、何かと身近な存在で、特に信徒というわけではないのだが、節分の豆まきに参加した時の体験談をブログにupしたことがある。
本山のある和歌山県高野山は、開祖、空海が修行をした聖地だが、空海の母は山に入ることができないため、空海自身が母のいる麓まで様子伺いに、日に何度も山を登り下りした という逸話があり、感動している。
空海は、自分に厳しいが人には優しい!

現代では女性も高野山のお寺に参拝しているTV映像を見ても、私は勝手に空海親子に操を立てて、空海の母が遠慮して入らなかった山に、私(如きが)どうして登れようか?登らない!、、なんてずっと決めていた。
私は、妙にそういう頑固なトコある!
その代わり、そんな勝手な決め事をした時は、何事もその検証はし続けることは、常にするようにしている。

最近見たある動画で、「高野山は当時、女人結界を張っていた為〜」というセリフを耳にした。
ということは、「きっと時代に沿って、ある時、高僧がその結界を解いたから、今では性別問わず行けるんだ」と、やっと理解できた!(当然ですかネ?!)
いずれにしても今までは、和歌山方面に行く機会は無かったからいいものの、自分に課していた縛りがやっと解けたので、将来もしご縁があったら、晴れて行ってみようと思っている!


どうやら自分で、勝手に知らず知らず、変な結界を張っていたんだねww

忠犬ハチ公 / 忠臣蔵


主(あるじ)に対して忠義だった時、「忠」をつけて命名されるもので、おそらく誰でも知っているのはこの2つ。


こういう時「忠」をつけるのは、命名された時代背景もあるだろう。
私のかなり年上の身内で80年以上前に名付けられた人に、「忠」「礼子」など、南総里見八犬伝の数珠玉にも登場する名前の人たちがいたな。


ハチ公の場合は、ハチというその犬の名前に、さらに公をつけられた訳だね。今だに、渋谷駅の待ち合わせ場所の一つとしても人々の役に立っているなんて、えらいなぁ。


忠臣蔵の蔵は、大石内蔵助の蔵から採ったとか、他にも諸説あって、はっきりしてないらしい。先程12月14日に合わせて、私のブログの過去記事をtwitter に再 upした時に、このことに気づいた!


どちらも、あまりにも聞き慣れた言い回しだから、今まで特に疑問に思ったことがなかったけど、最初に命名した人は、どういう採り方をしたんだろう??
ピタッっとハマってる感じ!
耳通りが良くて、なんかセンスあるよネ。


どちらも、奇しくも人気の呼び名で、いつまでも親しまれていくことだろう♡

バレエ漫画「アラベスク」その2 by 山岸涼子


その2、、「芸術論」編


レニングラードの優雅さは、すべてをおし殺した中にあるんだ」


これはレニングラードバレエ団のバレリーナ、主人公ノンナ・ペトロワが、ボリショイの天才ラーラとの(前半での)バレエ対決で、自分のバレエを見失い、どんどん自信を失っていった時に、師匠のユーリ・ミロノフに言われた言葉だ。

ラーラの派手ぶりな晴れのする舞台というのも、天才ゆえに完結していて、十分見事なものだ。一方、ユーリのめざすのは派手さを抑えた表現なため、高度で、実現はなかなか困難なものとなる。豊かな叙情性とか高い精神性とか、、。

(全8巻中)後半でもこのテーマは出てきており、ユーリのライバル、エーディクが図らずも、「芸術が一般大衆のものであってたまるかい」という本音にも似た極論を吐いているように、この兼ね合いは難しいものだ。
一般受けに走り過ぎても、独断に陥ってもならないわけで。


私は、箏・三弦の教師の資格を持っているが、これに取り組んでいく後半で、ユーリのこの言葉は身に沁みた。箏などのお座敷芸から発達した楽器は、小間で聴かせて味があるようなところがあり、大舞台でマイクや音響を通すと、どうなるのか?という問題と、さらにもしプロだった場合は、興行成績を無視できない現実(大舞台での興行)にぶち当たる。家元の祖、宮城道雄先生も、この点の苦悩はあられたらしい、、。


著者の山岸涼子さんは、この漫画ではバレエを題材に、随所で他にも優れた芸術論を語っているが、これらは、およそ全てのアートに大なり小なり通じることだと観ている。


アラベスク」の全8巻で学んだことは、今でも、芸術に向き合う時の自分の核になっている。