ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

アストラッド・ジルベルトの訃報に接し、、サウダージ/「イパネマの娘」

「ボサ・ノバの女王」死去、、ネット記事のタイトルに、ジャズやボサノヴァが特に好きな私は敏感に反応。開いてみると、あのアストラッド・ジルベルトだった。


エレクトーンを弾いていたことが自分がボサノヴァに馴染んでいったキッカケだが、色々な曲を知り一層魅せられていったのは、彼女の歌声のおかげも大きい。
よく車を運転していた子育て中は、車内でかかる曲は勢い自分好みとなるので、アストラッドの歌はよく聞いていた。今Z世代の息子たちは小学生の頃、つられて聞くハメとなり、その世代の子には珍しく、往年のボサノヴァの名曲を多く耳にしているはずだww
このことは、私の勝手な自己満足になっているw いい曲って普遍的なのでね。


さて、彼女の歌の醸し出す雰囲気は、ブラジルの気分、サウダージそのものだと思っている。サウダージとは何かを言葉で語ることは難しい。
ただ、‘百聞は一見に如かず’ の逆で、ほんの一聴でそれを感じることができるであろう!!
それがアストラッドだ♡


やはり、名曲「イパネマの娘」が代表曲なのだろう。
サッカーワールドカップ、ブラジル大会のセレモニーでは、確か作詞家ヴィニシウス(作曲のジョビンの方だったかな?)の子孫の方が演奏に登場し、これが流れたように記憶している。

イパネマ海岸を歩いているイカシタ女の子に、ヴィニシウス・モライスと天才ミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビンは天啓を受け、早々にこの名曲が出来上がった。
それに画竜点睛となったのが彼女の歌声というわけだ。
特にこの曲では、ポ〜ンと投げ出すような歌い方!、、そんなイメージがある。もちろん、彼女は終始さりげなくて、声を張るようなことは一切ないw
それに、お年頃の女子特有の気まぐれさ みたいなものが滲んでいて惹かれるのだ♡


一昨日、息子がイパネマ〜を口笛で吹いていたので、ネット記事読んだの?って聞いたら、単なる偶然だった。かつての車での刷り込み効果なのか?!
そして昨日は、地元商店街通りのBGMで、イパネマ〜のインストラメンタルが流れていた、、
世界各地でもこんな風に無意識にも、はなむけに彼女を送っているとしたら、素敵だなあと思ってしまった。

ブラジルの誇る歌姫、アストラッド・ジルベルトの歌声とサウダージは、後々までみんなの心に響き続けていくことでしょう♡