ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

カリオストロ家の錬金術、ボルジア家の毒薬 from「カリオストロの城」「毒薬と魔術とルパン三世」

中世イタリアにまつわる数々の言葉は、惹きつけられるパワーワード
ルパン三世」での歴史の年号などは必ずしも史実と一致してないが、エッセンスはちゃんと取ってきているので奥深く、いつもそこから興味が広がっていく♡
中世イタリアの名家は各々、権謀術数の黒い部分も持ち合わせていて、錬金術や毒薬研究などにも励んでいたようだ。


カリオストロの城」では、カリオストロ家に代々伝わる錬金術を説明するところがある。錬金術師といえば、ハリーポッターで知った、実在とも言われるニコラス・フラメルを連想し興味深い。
昔から、錬金術は何かと謎に包まれている。作られるのは、物だったりお金だったり、、
カリ城」の「カリオストロ公国」とは作品のフィクションではあるが、この手のニセ札作りは、大きな組織として実在していたらしいよ。


毒薬の方は、史実でもボルジア家は特に有名で、政敵を倒す為に研究されていたと聞く。
14世紀のイタリアのヴェローナを舞台とした「ロミオとジュリエット」にも毒薬は出てくるので、権力界隈では、実は身近なものだったのだろう。

part2「毒薬と魔術とルパン三世」は、ギャグ要素が強く面白い!
銭形が毒薬の性転換媚薬を飲んでしまい、妙な音楽(褒めてる)に乗せて、どんどん女化していくところが可笑しい。その結果、ゼニは敵のガルタンに惚れてせまり、さすがのガルタンも引いてたネw
ボルジア家の女主人で、「銭形そっくり」(次元談)の老女ルクレティアの肝の据わり方はさすがだ! 
そしてインパクトある彼女の顔に、思わずゴエが「オゾマシイ」と率直に呟いていたね。ゴエ、いつも正直すぎるよw

ルパン達を嵌めた不二子へのお仕置きで、余った毒薬を使って不二子の上半身の衣服を剥がした時の反応が三者三様。
ルパンの顔は輝き、次元はこっちを向いてVサイン、
ゴエは、、、指のすき間から不二子を覗き見ていた!


以上、中世イタリアにまつわる(ルパンの)2作品は、名家ゆえの闇の部分も垣間見えて、興味深く面白い作品となっている。