ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

エルフ 荒川さん、お見事! from Eテレ「春風亭一之輔の江戸落語入門」

ブログをやっていて、言葉に関するあれこれにはますます貪欲になっているこの頃w
Eテレの「江戸落語入門」という番組を途中から知り、以来面白がって見ている。番組は春風亭一之輔師匠の軽妙なMCのもと進められ、先日のゲストはウド鈴木さんとエルフ・荒川さん。


荒川さんを知ったのは最近のことで、東京MX「ぐるり東京江戸さんぽ」という番組(残念ながらこれは終了してしまった)のゲストで見た時だった。
彼女は見た目はギャル!ちょっと怖いのかなあという第一印象が早々にガラガラと崩れ、明るくて愛嬌があり周りへの配慮まであって記憶に留まった♡
今では逆にそのルックスがマークになっている!
荒川さんは、エルフという女性お笑いコンビの一人だ。
江戸落語入門」の時も、彼女が出ると画面が華やぐ♡


番組のその日のテーマは「江戸の娯楽噺(ばなし)」で、その中で紹介された一つは柳家小さん師匠の名人芸による「長屋の花見」。小さん師匠の全盛期の時はさすがに私は幼くて、落語より永谷園CMの方が印象に深い!だが、その福々しいお顔で、今でも落語といったら真っ先に浮かぶ人だ♡ 番組では一部だが、その名調子にあずかった。

長屋の花見」は、貧乏長屋の大家さんが住人を集めて上野の花見に行く話。だが、振る舞う酒は本物ではなく見立てたお茶で、お重の食べ物もなんちゃって食材になっていて、、


MCが出すquestion、長屋の住人のセリフの
「近々長屋にいいことがありますぜ ?? が立ちました 」
に対するanswer、 ?? 部分をゲストが考える。

まずはお茶が絡む「立つ」と言えば、茶柱ならぬ「〜柱」が立つのだろうと考えた!ここまで「貧乏長屋」を連呼していたので、皆んなが喜んだというのなら「金柱? 、、明らさま過ぎるなぁ!」などと考えていたら、荒川さんは
「‘酒柱‘が立った」
とanswer。これが見事正解だ!
これには、一之輔師匠も「荒川さん、落語のセンスありますよ」と褒めていた。同感だ♡

番組の冒頭で彼女は「落語は漫才師ならば絶対知っておかなければならないと思うのですよ。だから、教えて下さいっ!」と素直な発言をしていた。
エルフ荒川さんは、一之輔師匠もお墨付きの素質ありなので、歴史ある落語もぐんぐん吸収して大きくなっていってください♡


また、番組後半、三遊亭萬橘さんによる「出来心」という落語が一部披露された。
「萬橘さんは落語に息吹きを与える名人」と一之輔師匠が紹介。なるほど、発声に勢いがあって落語がわかりやすい♡
この演目「出来心」は、新米の泥棒が空き巣に入り失敗する という内容だ。
落語の最中に出てきた単語「もぐら」とは、ドロボーが目的地まで穴を掘っていくやり方のことらしい!
これは「ルパン三世」でもお馴染みのシーンなのだが、そんな言い方があるとは初めて知った‼︎


P.S.
ところで、彫りの深いお顔立ちのMC春風亭一之輔師匠のことを、古舘伊知郎さんが「顔面メソポタミア文明」と名付け、それは師匠もお気に入りとのことだ!言い得て妙と私も共感したので、書き添えておきますね。
結構、新鮮なネタよw