ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

「お下品度アップ」と言ってしまおう! from「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」

封切り直後なので、ネタバレしないように努めながら感想を綴る。

映画「翔んで埼玉」シリーズは、自ら「壮大な茶番劇」と銘打っているので、何を言っても許されるだろうw

いや〜、新作続編「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」を早速見ての第一声は、「お下品度がバージョンアップしていた!」
でも、褒めてるのよw
前作で、きっと何かが吹っ切れちゃったんだろう!
それに本作は関西が舞台だし、しかも大阪がその悪党を演じているので、その辺りはきっと確信犯のことだろうね。

吉本興業などの芸人さんたちも、そこここに出演していて盛り上げている。日頃、お笑い好きの私だが、大阪の新喜劇などは、きっとああいうノリなのかも? と、ちょっと引き気味のカルチャーショックを受けるww
そんな中に、くっきー!さんもいて好演してる。彼は元が役者ではないので極力セリフが抑え目だったようだが、なかなかどうして、滑舌がしっかりとして聞きやすく、あれならもっと喋らせても良かったのでは?と思う。プレバトでもわかるように、彼は見かけによらず真面目だから、きっとセリフ練習を相当したと思うな。ソレ、ちゃんと伝わってたよ♡
くっきー!さんの妹役の堀田真由さんは本当に滋賀県出身なんだね。「滋賀」の車のナンバープレートがゲジゲジと揶揄されるからといって、真由ちゃんのの眉までゲジゲジにされちゃって、、!でも、しっかり美人さんでした♡
ダイアンの津田さんは、汚れ化粧過ぎて気づかず、後で出ていたことが判明!ゴメン。真由ちゃんの横にいたねw


さて、12月早々に観に行くのを楽しみにしている新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」の主演、ルパン役の片岡愛之助さんは、本作では大阪府知事役で、それをド派手に演じている。しかもかなりのワルだ!奥様の紀香さんまで神戸市長役で、夫婦揃ってのご出演。関西出身のお2人だけに、こういうのはサービス精神モリモリのノリノリで毒々しい役を目一杯演じており、本作を華やかに仕立て上げた♡

とにかく、本作では、出演者全員が度胸よく惜しみない顔芸も魅せているのだ!

「滋賀のオスカル」こと、杏さん演じる「桔梗」は、GACKTさん演じる「麻美麗」と好一対で、彼女は本作では主演だ。よくもいいキャスティングをしたものだ!
映画の〆めの辺りでは、それまでのコテコテ感とは打って変わって、オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の有名な間奏曲が美しく流れる中、麻美麗と桔梗の長身2ショットは、まるでベルばらのアンドレとオスカルのようで美しい♡
絵になっていた。


さて、私は前作を千葉県の映画館で見たのだが、前作は埼玉vs千葉ということもあり、映画館では常に笑いが絶えなかった。
今回はその日の成り行きで横浜で見たのだが、本作の舞台は関西だし、横浜は直接関係ないとあって、周囲の笑いは控えめでクスクスという感じ。
現に、天童よしみさんの登場シーンでは、私が一番反応しちゃってたw
なので、「翔んで埼玉」シリーズを見る時は、近くにあればなるべくご当地まで行って見た方が館内が沸いて臨場感が増し、より楽しめると思う。これはコツです!

このシリーズの醍醐味は、他県の人にはわからない「その地域ならでは」がわかること!そしてなんと言っても、バカになって楽しめるのがいイイ♡


シリーズの主演、二階堂ふみさん演じる「百美」のセリフから、この先、続々編があると見た。
今度はどの地域が標的となって周辺が流れ弾に当たるのか!?
私は、九州あたりと踏んでいるが、どうだろう??
いずれにしても、、覚悟だね‼︎