先日のクリスタルパレス戦で、エンケティアが絶妙に得たPK。
アーセナルでは、PKを蹴るのはサカと暗黙に決まっているのだが、この日はキャプテン、ウーデゴールが蹴った。
試合後のウーデゴールのインタビューで、「〜 あれは、自分がサカにお願いして蹴らせてもらった。サカは、快諾してくれた。〜」とコメント。
ゴールの前に立ったのがウーデゴールだったことは、アルテタ監督も驚いた!
こっちももっと驚いた‼︎
ピッチでのことは、選手達にある程度任せているようで、信頼しているんだね♡
さて、この一連のストーリーから、色々な「良きこと」が浮かび上がる。感動したので綴っていくww
まずは、ウーデゴールの判断とサカへの配慮もあるコメントだ。
最近、サカはPKを失敗したばかりだったことと、自分が好調なことを考え合わせ、カドが立たない代わりの人間は、キャプテンの俺しかいない、、と判断したこと。
一番の感動ポイントは、「自分のエゴ」と見られるかもしれないリスクまで負いながら、通常誰もやりたがらないPKを買って出たところ!
サカが成功すればもちろんOKだが、万一失敗したら取り返そうと、彼のことだから攻守にわたって一層頑張っちゃうことになる。すると、要らん疲労や怪我を呼ぶことにも繋がるだろう。
相手に固められて、1点勝負にもなりかねないあの試合のあの状況で、キャプテンとしての自覚と、そんな俯瞰の透視ができる能力が優れている。
また、冨安のレッドに対するウーデゴールのコメントも、四方に気を配った抑えの効いた見事なものだった。彼は賢い!
スローインも、PKの次に避けたい役回りらしいね。投げられたボールの受け手も然り!
この辺のところは、チームとして早いうちに痛みを伴って課題点が探せたので、ぜひ活かして対策して欲しい。
ウーデゴールは、その素質を見込まれてのキャプテン就任だったが、さらに地位が人を育てているような気がしている。中間管理職のような苦労のポジションでもあるが、まだ20代半ばで、偉いなあ。
キャプテンシーがどんどん育っているね♡
監督としては若いアルテタもまた、そんな風に感じたと思うし、ひょっとして今回は、「負うた子に教えられ」みたいなところもあったかもしれないねww
このチームが、シーズン始めのこの日の出来事から学んだことは多い。
監督も選手も一丸となり、切磋琢磨して向上しているチームである♡