ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

火地風水、、映画「マイ・エレメント」 by ディズニー&ピクサー


(ネタバレしないよう、なるべく気をつけますね!)

本作は、「火地風水」という4つのエレメントのキャラクターが混在する国の設定と聞いていたので、タロットカードの4つのスートに当てはまると思い、8/4の公開を以前から楽しみにしていた映画だ。
あくまで個人的に、遊びでタロットカードに親しむようになって以来、それぞれのエレメントの象意くらいはわかるようになっている。

ザックリ、「水」は感情、「火」は熱意を表す。どちらもそれが行き過ぎると泣き虫になったり、怒りっぽくなったり!
本作は、その中でも一番真逆とも思える「水」と「火」の男女の出会いとそのキャラの違い、そして融合の奇跡はあるのか?を描いて感動を呼んでいる。それを極端にわかりやすく見せていた。「水」と「火」は、お互いに足りない要素でもあるので、逆に、魅かれあったり学んだりということはあるのだろうネ!


東洋の九星気学でも似たような分類があって、人間を「木火土金水」という5つの星にまず大別するが、この場合、4つのエレメントの内の「風」は「木」、「地」は「土」に置き換わると思われる。これは生年月日で見る。
さらに調べる(この段階からは算出法が難しくなるので専門家の分野となる!) と、人には、この5つの要素をどれくらい持っているかがわかるらしい。
その細分化された要素が5つに近く揃っているほど調和のとれた人間とされ、何より、そういう人はバランスが良いために人生が生き易くなる ということになる!
だが、もし貴方が調べてもらって、たとえ偏りがあったとしても、それは個性として花開くのであながち悪いとも言えないんだよ。(と、私は思う)
自分で足りない要素を自覚して心がければよいというわけなので、たとえ自分の持ち星がバランス悪くても落ち込むことはないのだ!
(このことは、何もこの占術に限らない)


本作は、その辺はあまり前面には出さず、説教臭くなく、特徴を捉えたキャラ設定をすることでスッと入っていけて、実は説得力があり、知らぬ間に感動を呼ぶ という仕立てになっていると感じた。


今回は、字幕に追われて疲れ目になりたくなかったのと気楽に見たいという理由から私は、珍しく吹替版を選ぶ!
主人公の男性キャラ(「水」役)が、キスマイの玉森さんということにも興味があった。
「プレバト‼︎」のお陰でキスマイというグループを知って以来、このグループとメンバーには情が湧いているのだ。
私の「水」の部分が発動か?w
でも、映画を見ている時は、このキャラと声があまりに違和感無いというよりむしろピッタリだったので、玉森さんであることをずっと忘れていたくらいだった!
個人的には、玉森さんのスリムなアーティストっぽい容姿の方に、声が逆に違和感あるほどでw、、ということは、彼は作中、「水」らしい豊かな表現がとても上手かった ということなんだね。
おみそれしました。これからもガンバッテ♡


この映画は、色彩や音楽、世界観の表現において、各分野の最先端の英知が結集されていて魅力的だった♡
そこにも、とても感心しました。