ルパン三世 & something

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わらしべ長者、、城伯(下級貴族)から国王へ!

「ドイツ・ロマンチック街道をゆく」(空からクルージング、NHK)という番組を見て、街道沿いの山城や小城(要塞)が多いことに気づく。


現ドイツ一帯の前身は、長らく複数の領主が治める形態だったことはご存知の方が多いと思う。
各領主は一つの城に定住ではなく、家族、家臣、スタッフ(料理番etc)などを引き連れて、領土内各所を点々と移り住んだらしい。彼らは大人数なので、一ヶ所の食料がつきそうになると他へ、、。
各地に顔を出すことで領主としての存在をアピールする意味もある!
なので今でもドイツには、各地に彼らの住みかの跡としての大小の城が点在しているのだ。
ざっくりと、だいぶクダケた言い方になっていて失礼かもだが、わかり易くしているのご了承をw
システムが違うので一概には比べられものの、日本の場合の天皇家は、近年(?)なら京都から東京へ遷都という一大イベントで定住方式だが、その感覚を当てはめると混乱すると思う。


領主達が行ってしまった後の城の管理をしたのが、下級貴族の「城伯」だ。
単なる管理人というよりは、城伯には行政等の一定の権限が与えられていたという。
そうなると、そのまま乗っ取ったり勢力拡大するなんてことない?? と思ったら、現にいたんだね、そういう人が!


「ホーエンツォレルン家」という言葉は、どこかで聞いたことがあると思う。
彼らこそが、「城伯」出身で後にプロイセン国王にまでなる家系であった!この場合は乗っ取ったわけではないとは思うが、何百年という長〜い経緯で結果的にそのような歴史になったのだった。むしろ、この間衰退したりせず拡大し続けたことの方がスゴイというべきかw
(この家に関してもっと深い詳細を知りたい方は、各々でどうぞ!)


日本の昔話に「わらしべ長者」という、一本のわらしべを手に出世していく男の話がある。尤もこちらは一代での話だが、男(結果的に彼がわらしべ長者!)は、旅?をすることになった長者どんの家にその間住むことになって、そのまま長者どんは帰らずに、、
というオチだったと思う。

凝縮するとなんか似てる と思ってしまったw
あるんだね、嘘のような真のはなし!