ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

ジャファーの手下の鳥、イアーゴ  from ディズニーアニメ「アラジン」


作品は、悪役が憎々しいほど出来はよくなるものだ。
ディズニーアニメ「アラジン」に登場するヴィラン、ジャファーは、その点で成功していて、さらに悪知恵を働かせて効果的に貢献しているのが、手下の鳥、オウムのイアーゴの存在だ。


ディズニーアニメの元祖に属する「眠れる森の美女」にもヴィランの魔女と子分の鳥、、カラスが登場する。この時のアニメは、カラスにはまだ言葉が与えられておらず、目や動きなどの表情が主だった。魔女に命令を受け、その時の返事や、森の奥深くに森の美女オーロラを発見した時の雄叫びも、「カァー、カァー」という鳴き声のみ。それはそれで不気味だったが、、


さて、後の作品「アラジン」では、手下の鳥には言葉を喋らせた方がより表現の幅が広がると解釈されたか?イアーゴは結構オシャマに喋るのだ。

作中の悪事に、ジャファーになら情状酌量の余地も無いが、イアーゴの方はねぇ〜?!


アラジンが、魔法使いジーニーの力でジャスミン姫のいる王宮へ、ド派手なパレードでやって来るシーンがある。この時は、バックにエキゾティックなノリのいい音楽が流れてきて、これは私も大好きな曲だ。
パレードの高揚で、町の皆はウキウキと盛り上がる。
そして、鳥のイアーゴも身軽に調子を合わせて浮かれるのだ!
それを隣のジャファーに見咎められて、バツ悪そうに止めるのだったw
イアーゴは、作中、何かとドジったり、お笑い担当のような役割にもなっているが、パレードシーンでのこの表情は特に憎めないなあww


イアーゴは、仕える上司さえ違えば、気を利かせて有能に、善にも働いたかも?
と思う♡

ラストで、ジャファーがランプに閉じ込められる際、彼からイアーゴも引き入れられてしまう。そして一緒に遠くに飛ばされる時、ランプの中で「狭い」とかなんとか文句言い合ってて、ジャファーはいいけどイアーゴはちょっとかわいそうに思ったョ!