日本時間23日夜10時過ぎスタートのグループリーグ初戦の対ドイツ戦。
猛者揃いのドイツの猛攻に総力あげて守る、守る!
Twitterのトレンド上位に「あぶねえ」が上がるほどで、ゴール前で相手チームがボールを持つたびに「ああ、今度はもうダメだ〜」と何度思わされたことか!
私たちはマゾなのか?!
前半PKで1点取られ、折り返し時点では劣勢。ただ、内容では、よくぞ1点で済んだという感じで、気持ちを何とか持ち堪える。
まだ劣勢のままの後半25分、ドイツの怒涛の波状攻撃に、キーパー権田の神がかり「4連セーブ」が〜!
この時の日本国民の悲鳴の連続は、もうマゾ的圧巻だったろう!
今試合のドイツのシュート数26、枠内9 、ほぼ全てが鋭いもの(泣)。
権田のセーブの他にも、日本側ゴールポストの上や下の角に当たって、運良く外に跳ねるボールがあったりで、もしや結界が張られてる? 日本、運いい? なんて思いが一瞬よぎるも、それもすぐに、相変わらずの猛攻にかき消されていった。
ともあれ、“プレイヤーof theマッチ” に選ばれた権田のセーブがなければ、この試合、大量失点だった可能性もあったのだ!
それでも、後半、冨安投入のシステム変更などで徐々に流れが変わり始めた。
逆転弾となった浅野のゴールは、専門的には「ニアハイ」と名がつくものらしいが、素人的描写をすれば、キーパーノイアーの左脇とゴールポストの寸隙をすり抜ける、ほぼゼロ角度からの高難度シュートだった。
板倉からのロングパスを足元にトラップし、得意の瞬足からもぎ取ったこの技ありシュートは、間違いなく今大会の名ゴールに数えられるだろう。
日本選手は全員、一人一人がよく耐え頑張ったが、最後にやはり三笘について触れたい。南野経由、堂安の同点弾の起点となったり、ドイツ選手の足元からボールを掻き出したりと、攻守によく動いていた。彼の賢さによる判断力とその実現力は、今回もやはりピッチ上で安定安心の材料となった。
2−1のスコアでも、後半アディショナルタイム7分の最後の最後まで、やはり「あぶねえ」は続いたが、よく勝ち切った♡
「苦悩」から「歓喜」へ!
ベートーベンの「第九」を地で行く試合だったネw
現地の日本のサポーター達も、ずっと立ちんぼの応援だったらしく、よく耐えた。感謝♡
この勝利に浮かれそうにも無く、割に冷静で安心な選手たちに、次戦も託したぞ!