ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

キラキラ跳ね返る音! グリーグ “ピアノ協奏曲” / ミシェル・ペトルチアーニ “ Looking Up “ 

ノルウェーの作曲家グリーグのピアノ協奏曲の出だしは、よくバラエティーなどでショッキングな場面の効果音で流れたりして有名だ!誰もが「あれネ」とわかると思う。だが、この曲を聞き進めれば、ピアノの音が北欧ノルウェーの冷たく澄んだ湖面にキラキラ跳ね返るようなイメージが浮かぶ筈だ!
華やかながらも静謐で、格調高さも感じられるね。


私は、グリーグの協奏曲中のピアノ音の効果と、フランスのジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの奏でる音は、似ている感じがしている。曲の趣は全く違うが、硬質な音の方がネ。
クラシックはちょっと、、という方でも、ミシェルの “ Looking Up “ という軽快な曲なら、お気に召すと思う。
この曲は、明るくて、時代を問わずモダンで、シャレていてノリがいい♡
初めて聞いた人でも「これステキだね」と言ってくれると確信する!


(さほど詳しくはないながら)ミシェルのことを少し話すと、彼は生まれつき骨形成不全症という症状があって、両方で杖をつきながら歩行するほどだった。
このブログで少し前に、「ミハイル、マイケル、ミケル〜」という一連の名前の人について綴った時、多くの方に読んでいただいたようなのだが、このミシェル・ペトルチアーニの数奇な運命もまた、紛れもなく該当している気がする。

ただ、彼はピアノを弾くように生まれついていたのか、手はがっちりと大きく指の関節も太いので、あれほどの強いタッチで鍵盤を叩くことができるのだと思う。
演奏はどれも力強いタッチでパッションがあり、それが大きな魅力の一つとなっている。

この症状を持った宿命からか、彼は1999年に30代半ばで亡くなった。

だが、たとえ彼自身はいなくなっても、特に彼のこの代表曲 “ Looking Up “ は、永遠に聴き続けられることだろう。


先日、私がイヤホンでこの曲を聴いていた時、丁度微震が起きたことがあった。でも、もともとこの曲が身体の中でグルーヴしていたので、揺れ始めに気づかなかったw
どっちみち揺れてたんだね!
おかげで、地震最初の独特のアノ恐怖も感じずに、なんか揺れてる?と気がついた時には地震は既に止んでいたww

つまり、この曲には、そのタイトル通り、人をhappyにさせる力があるんだね♡