ルパン三世 & something

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三谷幸喜さんもゲンを担ぐ? from 鎌倉殿の13人

港区・愛宕神社のある愛宕山にはNHK放送博物館もあり、私が時たま行く際は、神社とセットで訪ねることになっているw

博物館には今放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のコーナーがあった。
中でも、脚本家・三谷幸喜さんのインタビュー記事に、特に興味を引いた。

氏曰く、、自分のドラマで過去当たったものには、「数字」と「の」が入っていたので、そのジンクスから今回もタイトルにそれらを入れたいと思った、、という記事を見て、とっても素直で可愛いなと思った!
三谷さんほどの人でも、ゲンを担ぐんだな。
氏の、そういう普通っぽい感覚があるところも、多くの人のハートをつかむ作品作りに関係しているのかもしれないネ♡


ところで、タイトル「鎌倉殿の13人」の副題は、
“ The 13 Lords of the Shogun
コレ付けてるの、単純にカッコいいなと思ってるw

lord は、ハリポタのヴォルデモートの本名、Tom Marvolo Riddle を並べ替えて出来た、I am Lord Voldemort . (ヴォルデモート卿) でお馴染みのlord ですね! ドラコの父で、マルフォイ家の当主マルフォイが、ヴォルデモート卿に対して、「マイ ロード (my Lord )」と、消えいるような脅えた声で応えていたのが印象的だ。
ロードオブザリング(指輪物語)のロードもそうだが、この言葉には、中世の騎士とかその周辺を思わせる響きもある。


また、放送博物館で見た三谷さんの記事には、「13は、その数字自体にあまり重きをおいておらず、主人公は1人ではなく〈複数〉なのだ」ということが書かれていた。

少し前に「アーサー王物語」を読んだ時、それは児童書だったにも関わらず、あまりにも多くのカタカナ(騎士等の名!)が錯綜し、スキあらば殺し合いの連続で閉口したが、「鎌倉殿の13人」も、多くの御家人らが足を引きずり下ろし合っていくところが似ていると思った。

“13人(13 Lords)” には、きっとそのような含みが隠されているのだろう。


さて、ドラマの方はいよいよ「13人」の方の、ボッコボコの興亡のスタートだ!
ますます凄まじくなりそうだが、怖いもの見たさで見ていこうっと。


7/18 追記)
今、グランツリー武蔵小杉の1Fスペースで「鎌倉殿の13人」の展示がされていて(無料!)、上述の三谷幸喜さんのパネルにも再会!
他にも衣装・小道具、歴史年表など、思わず楽しみました♡
歴史クイズなどは子供たちにも楽しめるかも。7/21までの展示のようなので、愛宕まで行かずとも、こちらでも見れますよ!