ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

愛と憎しみ、、「ルパン三世」PART5の通奏低音

ルパン三世」PART5は、中盤から、難しいテーマに斬り込んでいく。


他人となら、一定の距離を保ち、サラサラと無難に生きようと思えばそれもできるだろう。だが、親友、身内、家族となれば、距離も関係も近しいがゆえに、避けては通れない「愛と憎しみ」の問題に、向き合わねばならない時がある。


ルパン三世」の作品には、そそのかされたり焚き付けられたりして、ルパンファミリーが反目し合うことになるシーンがあって、私は、それが苦手だった。だが、PART5の終盤で、その必然性と必要性が、少し判ったような気がする。愛と信頼が試される時なのだ。関係が濃いからこそ、そのような局面にもなり易く、逃げられず、向き合い、悩み、人は成長するのかもしれない。
結局は、たっぷり自分とも向き合わされる試練、、、そして、もしかすると、逆に絆が深まることさえある不思議。


ル次五、ルパンと不二子、エンゾとアミ親子、それぞれの相克。
ルパンこそが、「愛」を一番信頼していて、そのパワーが、それぞれの相克を打ち破っていった。
さすが我らがスーパーヒーローだ!


「俺は俺に期待したいんだよ。」
PART5は中盤以降、特に至言がたくさん登場する!
「こいつ(ルパン)は、敵も多いけど、味方も多いからなあ。」
という次元のセリフも印象的。そして、過去の色々な敵味方の映像が映されたのは、嬉しかった。多くの人も救ってきたから、ゆかりの人達が応援したり手助けしてくれて、最後の盛り返しのパワーに集結されていったんだね。
まさに「愛」の循環だ。


ルパン三世」で私は、沢山の ‘いいこと’ に気付かされる。
ルパンに感謝♡