ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

かてぃん -- トムとジェリー -- 銭形とルパン       from クラシックTV


ルパン三世」の原作者、モンキー・パンチ先生は、アメリカのアニメ「トムとジェリー」から、銭形とルパンの着想を得たという。

トムとジェリー」には、1話丸々、「ハンガリー狂詩曲」のみが流れ、ピアニスト、トムにジェリーが絡むという異色の名作がある。


クラシックTVという音楽番組を見た時、ピアニスト、かてぃん(角野隼斗)さん(以下、敬称略)が、お気に入りのショパンの音楽について語る、まずは言葉での表現が、あまりに知的、的確かつ繊細だったので、彼にただならぬモノを感じ、YouTubeで彼の色々なジャンルの音楽を視聴したら、そこは「才能の宝庫」だった。

かてぃんの演奏による「ハンガリー狂詩曲第2番」動画は、彼の美しいピアノに、前出のトムジェリの映像が効果的に差し込まれる見事な構成。工学部出身のかてぃんは、音楽だけでなく、動画作成なんかも得意らしい。
最後に、トムジェリで有名なあの「The End」の画面を持ってくるチャーミングさ!どれだけ色々な才能に溢れているのだろう。

彼の他の動画にはトムとジェリーのメドレーがあった。
ご自身、きっとトムジェリに共感するものがあるんだね。
かてぃんの端正なルックスは、ルパンファミリーでは五ヱ門だが、中身には、しっかりトムジェリが、、つまり銭形とルパンも見え隠れしている!
passion , intelligence , charm 、good sense …etc , etc
あらゆる可能性を秘めているネ。


他にも、”WE WILL ROCK YOU” “Heal The World” から “ラフマニノフ2番” まで! 
かてぃんの動画には、力強く美しく澄み渡る音楽がいっぱいある。
一瞬、私は、ミシェル・ペトルチアーニの音も想起した。
世阿弥の「時分の花」でいうところの「パワフルな青年期の花」が、今のかてぃんを一層際立たせていると思う。


前出の音楽番組では、若手の頼もしいアーティスト達が続々と育っていることを知った。
コロナ禍で心も折れそうな時節だが、少し目を転じてみれば、この国の明日も明るい! 楽しみだ。

バナナの皮に滑る!  from「魔法のランプは悪夢の予感」


テレスペのこの作品ではゲストヒロイン、ドリューは、ラスト、ルパンとの記憶を無くし、虚しくも涼しく、ル次の前を車で通り過ぎる。そして、ルパン達の車の上でバナナを食べていた子猿が、道に皮を放り投げていた。記憶を無くしていた銭形が、それに滑って頭を打ち、記憶を取り戻すというオチ!
慌てて逃げるル次だが、次元の「お前が余計なことをしたからだろう!」とルパンに言う捨てゼリフが楽しく耳に残る。


タモリ倶楽部」で「バナナの皮より滑る食材」というテーマの日があって、イグノーベル賞の学者が真面目に研究していた。今時、バナナの皮を捨てるならず者なんか、日常にはいないだろうと司会が言う。なるほど、見かけない!ルパンのこの作品だって、猿が投げてたしネ。

ちなみに研究結果は、マンゴーやアボカドの皮等などの方がよく滑るようだった。芸人による実験の方は、靴の乗せ方や体重にも影響があるらしく、データ通りの結果ではないものもあって、タモリさんはご不満の様子。
その芸人は、ある意味スベっていた!


「ハイスクール潜入大作戦」では、高校の先生達が、金属バットに次々と足を滑らせて倒れ、ルパン相手に勝手にKOしていたから、食材に限らず足元には気を付けなきゃね。

仏さま / 豆まき、、@川崎大師


日頃、ルパンファミリーやゼニを捕まえては、カッコいいとかああきゃあ言ってますが、自分自身のなりたい理想の顔は白状すると、仏像のあの柔和なお顔です。特に信者なわけではありませんが、いわば私淑ですw
顔の造作は生まれつきみたいなところもある訳で考えました、、ならば良い人相を目指そう!
そして、「人」を通り越して「仏」に行き着いたってわけです!!


私は神奈川県川崎市の出身で、川崎大師が何かと身近だったこともうっすら影響していると思います。
ある時、ミーハーにも節分の豆まきに憧れて、それなりの大枚?を出せば、信徒でなくても参加できることを知り、記念に、一度参加したことがありました。

裃(カミシモ)と袴(ハカマ)は、当日貸与されるので、その下に着る洋服をどうしよう、寒いし、、ということで、お気に入りの真っ白なモヘアのセーターを着ました。
が、これがいけなかった。
あとで分かったのだが、白に裃袴っていうのは、死装束なんですってね?
切腹の時などの!

意気揚々と豆を撒くこちら側の私と、多分ゾッとしたあちら側!
気づいた後日、私もゾッとしましたw
まあ、気分も一新、生まれ変わるようなタイミングだったので、あの時、一回死んだと思えばいいかっ て思うことにしてます。
こういうのを恥はかき捨てって言うんですかねー?


それにしても、五ヱ門の袴姿は、いつもピシッと決まってますよね♡
常に修行している人は、うっかり死装束やっちゃう「にわか」とは違うね。

ブラジルの至宝・ネイマール と アラジン!

(22/7/25追記  PSG来日の3戦が今日終わった。お陰さまで楽しかったー♡ ナイトゲームとはいえ、日本の夏は暑かったでしょうね。
PSGのヴァリエーションあるゴールは言うまでもないが、今日のガンバの2つの得点シーンも良かったネ。
このブログでのネイマールについての過去記事を、よろしかったら、どうぞ!)

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まだサントス時代のティーンの頃のネイマール。彼が一人アップで大きく写った大型カレンダーが手元に来た時、その月が過ぎてもずっと貼っていたw
当時、ネイマールは既に「ブラジルの至宝」と言われていたが、白いウェアで初々しく軽やかな姿が美しかった。


ピッチの上でダンスを踊るようなネイマールの足捌きは、独特のものだ。身のかわし方や駆け引き、柔軟性、、。
鉄板のネイマールファンがいるのもうなづける。
かつて対日本戦で、ネイマールショーが繰り広げられた時は、スタンドが沸いたよネ!


怒る人がいるかもしれないが、私には、ネイマールはディズニー映画の(アニメの方の)アラジンとイメージが重なって見える。
もちろん、褒めてる♡
ネイマールは「お宝」の方だけどね!


眼がいたずらっぽく輝いて、屋根伝いにひらりと身のこなしも軽く、陽気なアラジンは、陽気なブラジル出身のネイマールと似ていて、どちらも身体がよくしなって、相手をかわしていく、、。
共感していただけたら嬉しいワ♡


ついでに乗っけると、やはりこの感じはルパンの魅力にも通じてると思うんだ!
この界隈、いいね!!

中島誠之助さん  from「TOKYO CRISIS」

人気長寿番組「なんでも鑑定団」の中島誠之助さんは、テレスペ「炎の記憶〜TOKYO CRISIS」の前半、実名で、絵もそっくりで登場されています。有名な「いい仕事してますねえ。」のセリフもしっかり入ってます!

銭形が、展覧会出展用の高価な雛人形の頭を、慌てて吹っ飛ばしてしまい、びびって、慌てて敬礼して退散するシーンがかわいそ可愛い!ゼニの背景に「見ざる言わざる聞かざる」の三猿図があったのは、作画の人が工夫して遊びを見せたところです。
そのあと中島誠之助さんが、頭のない人形に気づいた時の嬌声の演技も、笑わせてくれました!
この作品では、中島氏は題字も書かれていたので、大活躍ですよネ、ありがとうございます♡


司会が、石坂浩二さん、紳助さん、吉田さんトリオの頃なので、今からだとまだ初期の頃になるでしょうか、先輩Nプロデューサーの計らいで友人達と客席観覧をしました。その時も、中島誠之助さんや北原照久さんが鑑定していらっしゃいましたよ。

後日読んだ日経新聞の「私の履歴書」で、中島氏は「身銭を切って痛い思いをしないと、真贋を見抜く眼が育たない」のようなことを書かれていて、実際、だいぶ痛い思いもなさったらしい。氏にしても、駆け出しの頃はそうだったんだなと感じ入りました。


審美眼は1日にしてならず なのですね!

ショータイムは死の香り / フラッシュダンス


「”フラッシュダンス” 見に行かない?」
「いいわよ、行きましょっ!」

クラスメートの女子に誘われて、2人で見に行った当時話題の映画でした。
主演のジェニファービールスは、キュートでダンスもかっこよくて、印象的です。恋を絡めたサクセスストーリーなところが、映画「プリティーウーマン」とダブっています。どちらも、女子に大人気でした。


「ショータイムは死の香り」は、この映画をモチーフに作られたと思われる作品と思う。
途中のルパンとジェニーのダンス映像シーンは、必見だ!
他の作品には見られない嗜好で、印象的な作品になっている。
回転銃の銃撃を交わしながらも軽やかに踊る2人は、あまりに現実離れはしているけれど、この2人ならではのダンスのキレの良さで洒落ている。
次元と五ヱ門もいいアシストをしてました。(注:ダンスでではない!)


騙されていることに気づかぬふりして、ブロードウェイのスターを夢見るジェニーに協力していくルパン!
最後、ジェニーがオーディションに行っている間に、彼女の自転車に、一輪の大きな赤いバラを刺して、ルパンが去って行くところが粋でした。


ルパンは、いつも花の扱いがうまくて、さりげなくキザでないところがスマートね!
きっと、心に、ゆとりと愛があるのでしょうね♡

おさんぽしましょ from「もう一度 君の歌声」

耳心地のいいこの歌を聞きたさに、この作品を見ることがある。
可愛くて優しいこの曲も、大野雄二さんのオリジナル。さ〜すが!

ノラとマーティン、2人の思い出のシーンはセピア色味がかった映像、2人の思い出を尊重するかのように、細部に繊細な心遣いが見え隠れするステキな演出だ。

じゃじゃ馬ノラの運転したじゃじゃ馬クルマ!
ルパンが計画通りにことを進めようとした時、この車が意思を持ち始めた。車に、ノラの魂が移った瞬間だ。じゃじゃ馬達の最期のドライブは、あの思い出の湖畔へ行きたかったのだ。マーティンとの思い出を乗せて。
ルパンには、その心が読めたから、じゃじゃ馬ノラに代わってじゃじゃ馬クルマの行きたい所へ向かってあげる。そして、ルパンは「おさんぽしましょ」を口ずさむ。トランシーバーで聴いていたマーティンが、歌を重ねていく。ノラも、心の声を載せ、3重唱に、、。ルパンは心得ていて、そのうち歌を控え、湖畔に到着した時は、ノラとマーティンのデュエットになる。

ルパンは、何かの意気に通じると、時に計画を変更することはよくある。
たとえ、不二子との約束を破ってでも!

この回では、ルパンは、盗む代わりに愛を届けた。


ステキな歌と映像、ルパンの優しい粋な計らいが心打つ作品だ。