ルパン三世 & something

大好きなルパン三世、他、色々なことを気ままに綴ってます♡

カルメン, ジュ テーム!ドン・ホセの立場から fromオペラ『カルメン』

知ってます?? 
ドン・ホセには、故郷に婚約者である純朴な乙女ミカエラがいたんですよ〜!
そんなドン・ホセも、ある意味ミカエラ同様、純朴そのもだったのだ。

稀代の悪女(?)カルメンにとってホセを落とすのは、赤子の手を捻るように簡単だったに違いないw 盗みで捕まっていたカルメンが、営倉の番人だった彼をたぶらかし逃してもらうためには、お得意の手練手管を発揮しますって‼︎

ホセは逃亡の手助けをした為に窃盗団の一味となり、カルメン達と行動を共にすることに、、
だが移り気なカルメンは、今はもう花形闘牛士エスカミリオがお気に入り。

完全にカルメンを追いかける関係になったドン・ホセは、今度は自分が捕まった。そんな彼が恋心を募らせて歌う歌、「お前が投げたこの花は」。
カルメンから投げられた一輪の真っ赤な薔薇。
オペラ『カルメン』中でも名曲中の名曲だ♡


タイトルの言葉から始まるこの歌。
その薔薇はもう枯れてしまっても、いまだ甘い香りを放つという。己の運命を恨みつつ愛憎の述懐の果てにも沸いてくるのは、ただ、カルメンとの再会への欲望と希望なのだった、、

♪ 閉じた瞼の中で、お前が姿を見せるだけで視線を投げかけてくるだけで、俺の心は虜になる、、
カルメン ジュ テーム! 
愛している‼︎ ♪

、、とな。
ホセはカルメンから手酷く断られ、、2人のゆくえはご存知の通り。


今夏の「ウィーン シェーンブルン 夏の夜の野外コンサート」の(録画していたもの)放送中、男性ソリスト(この時はピョートル・ベチャワさん)が朗々と切々と歌い上げるこの曲を私は聞くたびに、
「あああ、ハマっちゃったな」「バカだなあ」「でも、そんなに好きになっちゃったんだね〜」等々、しばし何とも言えない気持ちで見つめてしまう!
そうまで思わせるソリストの方の力量も凄い♡ 野外コンサートの観客たちは、その歌に酔いしれて感動する。


初演以来、この歌は何度披露されてきたことか、、。皆んな、ホセの哀れさに思いを馳せつつも、大人になって理性が勝った自分達の中にも残っている幾ばくかの純粋さと呼応して人気なんだね!


ファムファタール:femme fatale
往々にして男を破滅に導くと言われる「魔性の女」「運命のひと」
現実ならばなかなか強烈だが、カルメンに出逢ったドン・ホセの人生は、転落と言うべきか昇天と言うべきか!?