ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

ヒット曲 「木綿のハンカチーフ」vs 「絹の靴下」

この2曲を「vs」の形にしたのは、対照的な曲名で単にキャッチーなタイトルにしてみたかっただけで、どちらがいい などを競わせるつもりでは無いことを最初におことわりしておきます!


特に「木綿のハンカチーフ」は、今でも思い出の歌謡曲として歌われることが多いヒット曲で、私自身、20代の頃は、会社の仲間などとのカラオケの時、レパートリーの一つだった!いわゆるウケが良かった曲でしたww

曲もノリがいいが、歌詞がドラマ仕立てになっていていい。
仕事で都会に出ていった彼氏と、地元に残った純朴な彼女との色々なすれ違いから別れまでを、対話形式で美しく味わい深く綴っていくのだ。
女子なので、主に女子側の立場に立って歌っていた私だが、実のところ、男子側の気持ちも解るし無理もないなあ と思っていたものだw
大袈裟に言えばこの歌は、恋の理不尽な成り行きを、せめてお互い出来るだけ綺麗な形で思い出に変えていくことにした という風に感じている!
それにしても、女子側の健気さが光っていて、そこにグッと来るのですよね♡

この歌詞は、ベテラン作詞家、松本隆さんによるもの。
彼の作品で一番好きなのは「ルビーの指環」(by 寺尾聰さん)だ。これについては以前、次元大介と絡めて過去に綴ったことがある‼︎
奇しくも「木綿の〜」同様、ピュアで切ない恋周りの曲なのだ。


一方の「絹の靴下」は、夏木マリさんのヒット曲。
歌詞の中の女性は、先ほどの純朴な女性とは立場が対照的で、その歌詞は、なかなか強烈である!


夏木マリさんと言えば、私が幼少の頃入った児童合唱団での、既に大きな先輩だった。当時、夏木さんは高校生くらいだったのだろうか、キングレコードから歌謡曲歌手デビューをすることになった。私の母は、(彼女は)美人だったから道理で目に留まったのねえ、、みたいなことを言い、妙に納得していたのを、幼いながらも私は漠然と、そうなんだ〜と聞いていた覚えがある!
今時の子は進んでいるかもだが、私は特に幼かったからか?、美人の見極めなどには興味も見る目も無く、にっこりしてくれた人はみな美人に見えていた 位のものだったからねーww
今なら解ります、夏木さん、とても綺麗な方です♡
最初は、本来の清純派そのもので、本名の中島淳子さんとしてデビューしたのだが、厳しい芸能界ではそれではパンチ不足だったらしく、数年後180度違うイメージの夏木マリさんとして装いも新たに「絹の靴下」で再デビュー、それがヒットしたのだった。夏木さん、努力が実られて良かったです♡

この歌詞は、阿久悠さんによるもの。彼もヒットメーカーの作詞家として数えきれないほどの作品を残したが、中でも大好きなのは「また逢う日まで」(by 尾崎紀世彦さん)。別れの時に2人でドアを閉めて、、など現実にはあり得ないからこその美しさを描いた歌詞で、名曲である♡


「木綿の〜」と「絹の〜」、、この2曲のテイストが真逆に違うように、女の一生も人それぞれのようですね、、