白鳥のオデットと黒鳥のオディール、王子の前では、同一人物ということになっているものの、王子はそのトリックが見抜けないものか?
白鳥に魅せられた筈の王子が、真逆の魅力を持つ黒鳥になびくとは!
これが私の長年の疑問 というか解せないところ。
白鳥の意外な面に魅せられた?
きっと、右に左に振られすぎて混乱したんだねw
王子よ、清楚なオデットが良かったのではないんかい?
悪魔ロットバルトの巧妙な仕業と言っても、魔性の魅力を放つオディールが、32回のグランフェッテアントールナンをして見せるとイチコロなんてネ、単純過ぎ〜
ちょっと王子、しっかりしてよ!
続く2人のコーダの最後に、振り付けではオディールに王子はひれ伏してしまった。 嗚呼!
オデット同様、この王子もウブなので仕方がないのかなあ。ロットバルトの手のひらでいいように転がされてましたね。勿論、バレエの最後、(主流バージョンでは)王子とオデットはハッピーエンドなのですが、、。
山岸涼子さんのバレエ漫画「アラベスク」前後編全8巻は、所々に深い芸術論が散りばめられていて、小学生の時から私が熟読玩味している大好きなマンガだ♡ 当時夢中になって読んだおかげで、バレエの知識が効率よく頭に入ったと思っている。
「白鳥の湖」は、3大「白いバレエ」の最高峰であり、オディールの32回回転は、プリマドンナの一番華やかな見せ場でもある。
音楽はチャイコフスキーで、ロシアクラシックバレエの真骨頂というところ。
王子がル次五だったら、というまたバカな想像を膨らますと、、
五ヱ門、、
あのイザベルにも簡単にやられたくらいなので、オディールの押しの強さには、きっと負けちゃっただろう。
王子と同じでウブさが凶と出る!
次元、、
この人の場合は、白鳥オデットを思い続けて、黒鳥オディールにはなびかない、、と思いたい!
ルパン、、
オデットとオディールは別人と見抜いても、きっと、それぞれに楽しんじゃっただろうネ!!