今日語るのは、日比谷線・広尾駅を降り、南麻布の南部坂を挟んで、和洋が、ちょうど真向かいに位置している有栖川記念公園と麻布ナショナルスーパーマーケット。
ここ南麻布や元麻布周辺は外国の大使館が多いので、以前から、観光客ではない海外の方々を多く見かける街なのだ。
まずは「和」、有栖川記念公園
ここは、元、陸奥・盛岡藩下屋敷(藩主は南部氏)だったところだ。
のち、持ち主が皇族に代わり、今は公園になっている。現存の庭園風景は折々に手が加えられたのかもしれないが、元は、起伏のある地形を活かした高低差のある大名庭園で、想像よりも広めの池があり、都会にしては木々の緑を豊かに愛でることができるのだ♡
場所柄、外国人も多く、和式庭園で寛いでいるように見える。
庭園内の石段を登ると小高い平地があり、訪ねた時は、ちょうど紅梅の梅の木が花を咲かせていて、間を通ると梅の香がほんのり薫ってきた♡
挟まれた道、南部坂のこと
歌舞伎や映画などの「忠臣蔵」の各作品で有名な場面「南部坂、雪の別れ」の南部坂は、赤坂にもある。この南部家が赤穂浅野家との敷地取り替えにより、広尾の方に移り住んだ為、あとからこちらにも南部坂ができた！都合、港区には南部坂は２ヶ所あることになるのだが、南部藩繋がりなので偶然同名というわけではなく、何かしら、忠臣蔵も関わっているような、、
次に「洋」、麻布ナショナルスーパーマーケット
ここは、1階は肉魚や野菜、その他食品が並ぶ。半分(以上？)は輸入品で、珍しい食材は見ていても楽しい。大使館の料理部門のスタッフさんなども買い付けに来るのでは？と想像したりしている！
2階は生活雑貨や子供用雑貨、ステーショナリー、ペット用品などが置いてあり、カラフルな品々に心踊るw 私はここのバターナイフが気に入っていて、これはグリップ部分が瓢箪型で握り易く、立てられるし可愛らしい。他ではあまり見かけないので、行けば色違いの物を求めている♡
このマーケットも当然のことながら、買い物客は外国人率が高い。英語DJ入りの店内BGM(有線？)では、ちょうどエリックカルメンの‘Hungry eyes’ が流れてきて、彼の曲は好きなので、結局聞き終わるまで長居してしまった！80年代の曲が流れてくるなんて珍しいよね！？
海外の空気を感じてみたくなった時、私はこの界隈を訪れることにしている。学生時代は国際交流などに意識高い系だったのだが、その後は割りに(旅行以外は)ドメスティックな半生だったのでww
さらに、ここでは自然にも親しめる♡
日中、数時間の散策にもちょうど手頃で、落ち着いて洒落た雰囲気は昔からあまり変わらず、ステキなパワースポットなのだ。
