サッカーW杯のラウンド32は、グループステージからの勝ち上がりの1位抜け、2位抜け、3位抜け(一部落ちる)による組み合わせ。今日でR32の全ての試合が終わったが、大体はやはり1位抜けの方が勝ち抜いている。
アルゼンチンvsカーボベルデは、それぞれに、言わずと知れたメッシと40才のキーパー ヴォジーニャがいることで、注目を集めていた。アルゼンチンは全部1位抜け。カーボベルデは、言っても実力は未知。初出場3引き分けの3位上がりということで、いくらヴォジーニャが良くても、この対戦はメッシの得点積み上げか? なんて内心皆んな思っていたものだ!
ところが蓋を開けてみれば、カーボベルデも強い強い‼︎
鉄壁のGKのみならず、選手達が組織だってパスワークも巧み。そんな下地がある上で、大会中もなお実力向上中 という感じなのだ。それに彼らの落ち着きぶりは何処から?それに、スタジアムにはアルゼンチンサポーターが圧倒的に多く、カーボベルデにとっては完全アウェーのようだったのに、物ともしないのだ。
アルゼンチンが先制すれば、カーボベルデが追いつく。90分間近の段階で1−1なので、カーボベルデがもう1発入れたら、アルゼンチンはまさかの敗退か? なんて想像をさせるほど、そちらの方がより勢いを感じる時間帯もあった。
延長にもつれ込んでも相変わらずのシーソーゲーム。
R32のステージは、1−0、2−0など、どうしても1点が遠かった国もあったが、カーボベルデはちゃんと点を返していくから見事だ。
これはもう、エミマルとヴォジーニャ、双方キーパー対決のPK戦まで脳内に描き始めた。だから、延長後半終盤でアルゼンチンが逃げ切った時は、若干、脱力感があった!この試合をリアルタイムで見ていた世界中の人々の多くが、このような気持ちになっていたのでは? と想像する。
実況解説の方々が、「まるで決勝戦か?」と語るほど、緊迫した試合。だが、PK戦直前で仕留めたアルゼンチンの底力は流石としか言いようがない!上には上があるものだ。ヴォジーニャは、泣き伏している味方の選手を一人一人声かけ起こしていった。その姿に解説者は感動されていたが、まるで、98年大会の(私がファンである)パラグアイのGKチラベルトを思い出すなあと、私も同じくジ〜ンと来ていた!
強かったカーボベルデはアルゼンチンと当たらなければ、まだ先へ行けたかも?とまで思わせはしたが、ヴォジーニャにとっては、メッシの超絶FKを止めることが出来るという滅多にない機会ともなり、見る側も、ヴォジーニャの実力のほどをうかがい知るに足る好カードとなったので、これもまたアリだったかもしれないね♡
人口56万人ほどのカーボベルデ。選手達ををここまで心身共に鍛え上げたブビスタ監督の手腕も偲ばれる。大会後、あちこちから引きがあったりしてね!?
試合後の双方の感想で、GKヴォジーニャは、メッシが決めた先制点の時、「間近で見たそのモーションに驚きを隠せないほどだった」と感嘆する。
一方で、そんなヴォジーニャに対しては、メッシだけでなくアルゼンチンのスカローニ監督も「彼はキーパーとしての能力が最高レベルだった」と褒め称えた。まさに敵ながらあっぱれと、感動しているようだった。
また、外部からも続々とカーボベルデ称賛の声は届く。マイアミのハードロックスタジアムが会場となったこの日は、同じマイアミに在るインテルマイアミ(メッシやデパウルが所属)スタジアム共同オーナーの一人で、元サッカー選手のベッカムも観戦していた。試合後、カーボベルデの健闘について長尺で讃えている。ここで再現はしないが、機会があったらご覧あれ!
双方、試合中は芯が疲れ、終わればその戦いぶりを褒め称え感動し合い、、それを見た私たちは一層感動するという感動の好循環となった♡
カーボベルデには、夢や希望を届けてくれてありがとう♡ これからも楽しみな国として、注目していく。
さあ、今日でR16が出揃った。ブラジルのアンチェロッティ監督が言ったように、これからは一層、試合の難しさが増す。
その他フランスなどと同様、無敵の様相の、さしものアルゼンチンも、この試合によってもう一度神経がピリリとなって、焼きが入ったのではないだろうか!?
ワールドカップは4年毎に毎度、「今回ほどの感動は無いのでは?」という連続だ。こんなカードに遭遇することがあるので、この楽しみは止められない♡