まず、今日のネタバレ率は5割くらい? ということをご了承くださいw
‘ マレフィセント ‘ という魔女は、『眠れる森の美女』の悪役として有名だが、アンジェリーナ・ジョリーが主演のこの映画では、マレフィセントは単純に悪役とは言い切れない役どころだ。
ディズニーアニメ『眠れる〜』好きの私は、そんな本作を見て果たしてどう思うかな? と 最初かなり懐疑的だった!
だが、そもそもこの脚本は『眠れる〜』とは別物として作られており、しかも、心の揺れをAジョリーが上手く演じているためか、早くも私はマレフィセントを応援していた♡
さて、本作で意外にも遭遇したのは映画『ハリーポッター』のアンブリッジだった!あの役者さんが、3人のいい妖精のボス格、ノットグラス役(『眠れる〜』のフローラ)として出ているのだ。やはりところどころで、あの強烈なアンブリッジの面影を思い出してしまうのは仕方ないw
だが、本作では汚名返上、役立つ妖精なのだ!
「私は子供が嫌いよ」
『ハリポタ』の時、アンブリッジが言い放ったこの言葉はとても印象的だ。実際、あの彼女は本当にそうだった‼︎
「悪いけど子供はきらいなの」
映画『マレフィセント』では、主人公のマレフィセントがオーロラ姫と関わる中で、アンブリッジみたいなことを言う。
でも、心は違ったみたい、、アンブリッジと違って!
本作では、マレフィセントの言葉は裏を言うことが多くて、そのたびに見る者の心をギュ〜っと締め付けた。
「怒りと憎しみで愛を忘れていた、、」
物語の後半でマレフィセントがそう言うのだが、心の闇を愛が乗り越えて行く途中の彼女の葛藤に、感動と共感を呼ぶ。
マレフィセントの愛する心は深い。それだけに、(裏切られたことで)一層苦しみも深くなるのだった。
さて、物語の途中、オーロラ姫の前に登場したフィリップ王子!
2人の出会いはお互い好感触なれど、本作では非常に短く描かれる。
リアルタイムで私がTV(金ロー)を見ていた時、息子がちょうど帰宅しこのシーンに出くわして反応!
「何の脈絡も無く唐突に出てきたイケメン‼︎」
と笑うww
うっ、、まあ、そう言われればそうです!『眠れる森の美女』のフィリップ王子とは、都合よく出て来る、、そういうもんなんだからーw
でもこの率直な感想が意外にもこの先効いてくる。〈ここからネタバレ注意〉
マレフィセントは、「真実の愛だけしか、オーロラの眠りを解くことが出来ない」という強力な呪いをかけたわけだが、本作では3人の妖精が王子に、「オーロラ姫に早くキスしろキスしろ」と急かすシーンがある!王子は、「好きだけど出会ったばかりだし、、」と たじろぐ。まあ、ご尤も。で、キスしてみるのだが、、姫は起きない‼︎ 早々にフィリップはお役御免と引っ剥がされるww
ここは、見ようによってはギャグでもある。
今の常識で言えば、王子の態度はむしろ軽薄でなくて、そうだよね!
一方、マレフィセントのしもべのカラス、ディアヴァルは、マレの魔法によって人間の姿にもなり、オーロラ姫を赤ん坊の頃から見守ってきたいいやつだ。
「何なら、愛はこっちの方が長いんだから、ディアヴァルでもいいからオーロラにキスしてみてくれないかな ダメ?」
なんて、私も妖精達と同じノリで、「とにかく起こさなきゃ」と焦って考えてみた!でもそうなると、だいぶ話が違ってくるなw
結局、納得の流れで無事オーロラは目覚め、いい結末となった♡
『マレフィセント』は、アンジェリーナ・ジョリーがカリスマ度も高く演じ切り、惹き込まれた。彼女の異色作となったのでは?
非常に今風な脚本ではあるが、本作がマレフィセントを主人公にする意味がよくわかり、心打たれ、後味も良く面白かった♡