ルパン三世のテレスペ『天使の策略〜夢のカケラは殺しの香り〜』は、ルパンファミリーが女性ヴィランと戦っていく異色の作品。ルパン、次元、五ヱ門と対峙する相手は、それぞれに見合うエキスパート達だ!
次元大介の相手は、(女性)ガンマンのボンバー・リンダ。
次元も手を焼くほどの腕前ではあるが、もちろん、次元の方は彼女の利き腕「だけ」を狙うくらいの余裕は、ある!
(以下、ネタバレ)
最期の一騎打ちで発狂したリンダは、ある倉庫の中で自分の銃を辺り構わず、発砲しまくる。
一方で次元は、既にその場の危険性を察知していたので素早く逃げることに専念した。
つまり、その倉庫とは小麦粉の倉庫だったのだ。
私ももちろんこの作品で初めて知ったことだが、粉塵爆発と言って粉類が沢山あるところでの発砲は禁忌らしいねw
大爆発になるんだって!
「爆破のプロにしちゃ、うかつな最期だったな、、」
爆発でもろとも吹っ飛んだリンダに対し、次元はそう呟き、いつもながらニヒルにその場を立ち去るのだった。
実は、粉塵による事故はアニメの中だけではなく、この日本でも実在した。
幕末の日本は、急ごしらえで火薬を作らねばならなかったらしく、江戸幕府は動力として各地の水車を持つ人たちにそれを命じたという。
それまでは水車では平和に粉を挽いていたりしたので、そうとは知らず、粉塵爆発が各地で多発したらしい。
その辺りの知識の無さと時代の急展開とを象徴する事故だと思った。
開国後の日本では、至る所で知られざる苦労があったものだなあ と思うのであった。