ルパン三世 & something

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スラグホーン先生と幸運のフェリックス・フェリシス from ハリポタ

ハリーポッター』に出てくる様々な魔法薬の中に、「フェリックス・フェリシス」というのがある。これは「幸運の液体」で、一定の効薬時間だけ全ての物事が成功するという。

作中、‘謎のプリンス‘ なる人物がテキストに書き込みをしていたおかげで、ハリーが、ある魔法薬を一番上手に作り、ご褒美にスラグホーン先生お手製の「フェリックス・フェリシス」を貰った。この薬は生徒に作れるような簡単なものではなく、スラグホーン先生級の人が作るような混み行った手法の魔法薬なのだ。効き目は抜群だ!


魔法界で人気のスポーツ、クィディッチの試合で、サッカーでいうゴールキーパーの役目を担わされたロンは、自分に自信が持てなくて不安MAXだった!そこで親友ハリーは一計を案じ、実は「フェリックス〜」でもないただの液体をそう信じ込ませて飲ませる。ロンはその気になり、見事な活躍でチームを優勝に導いたのだったww

「フェリックス〜」に関しては、そんな逸話がありつつも、実際にそれなしでは成し得なかったこともあった。

ヴォルデモート退治の行方を握る「ホークラックス(分霊箱)」の秘密を得るため、スラグホーン先生自身が自分で消した「恥ずべき記憶」を、ハリーは何とか頂戴しなければならなかった。
ハリーは、巨大蜘蛛アラゴグの葬儀の際、この「フェリックス〜」を飲んでこの難行に臨む!そして、守備よく成功した。
(→ 手に入れた記憶は想像以上によろしくない内容ではあったが!)


さて、映画版のハリポタ「死の秘宝part2」で、「フェリックス〜」をスラグホーン先生ご自身が使うシーンがある。

いよいよヴォルデモートと正面から戦う「ホグワーツの戦い」の場面。
マクゴナガル先生は、爆破が得意?な生徒シェーマス・フィネガンに、「(橋を) bomb!とやってしまいなさい」と命じた。その会話がなされた屋外の階段シーンでは、画面向かって左横を色々な先生方がせわしく駆け下る。その中の一人のスラグホーン先生が、懐から取り出した「フェリックス〜」の小瓶をあおいでいるところが映っているのだ。わざわざそんな時に彼が飲むところを映像に挟んでいるということは、ただの水だったりするわけもなく、、それはまぎれもなく「フェリックス・フェリシス」なのだ!


ほんの1〜2秒で映されるスラグホーン先生のこの動作は、普通は見逃してしまうかもしれないところだが、これはハリポタに詳しい人に教えてもらったこと。原作には無くて、映画だけに見られるシーンらしい。
スリザリン出身でもあるスラグホーン先生は、乾坤一擲、そんな事態に際してそういった合理的行動を取る? 
そういうとこは何というか「らしい」し、さすがだねえ!と感心し合うことだった!