ルパン三世 & something

大好きなルパン三世、他、色々なことを気ままに綴ってます♡

ヘンデルの曲が選ばれたわけ CLアンセム「司祭ザドク」より

Eテレ『クラシックTV』でヘンデル特集をした時、「司祭ザドク」が流れた。
この曲の一部は、サッカーCLの入退場時などにかかる音楽となっており、こういう曲をサッカー界では ‘アンセム‘(賛美歌) と呼んでいる。
この曲を基に、アンセム用に作詞作曲するよう要請したのは、UEFA(欧州サッカー連盟)だ。


今日は、この番組で学んだことを中心に、まずはヘンデルについて語っていく。

ヘンデルとバッハは、共に1685年ドイツ生まれの音楽家だ。
(なお、文中の国名は現代の表記に統一する)
バッハは、その人生をドイツ国内で過ごした一方、ヘンデルは、ドイツに生まれ、イタリアで音楽の修行をし、イギリスで長く活躍した。
ヘンデルは社交的で好奇心旺盛な性格だったらしく、(もちろん努力もあっただろうが)国々を渡り歩くには、その性格が何かと功を奏していた!


ここで、ヘンデルの曲で有名なものを少し挙げておくと、
オンブラマイフ、私を泣かせて下さい、オラトリオ「メサイアハレルヤコーラス etc
ご存知の方も多いことと思う。中高時代、自分も合唱部の時によく歌った♡


のちの世代、かのベートーベンは、
ヘンデル音楽史上最高の作曲家だ。私は脱帽し、ヘンデルにひざまづきたい」
と語り、ヘンデルの楽譜を写譜して学んだりもしたという。


「司祭ザドク」中、番組で紹介された部分の歌詞を、リスペクトの意も込めて、この際少し知っておこう!

“ 司祭ザドクと預言者ナタンが 
 ソロモンに聖なる油を注ぎ 王に任じた 
 民は皆 歓喜に満ちて叫んだ 
 我らの王に神のご加護を!長久の生命を
 御代の永遠ならんことを! 
 アーメン ハレルヤ “


さて以上から、そんなヘンデルが輝くCLのアンセムに選ばれたわけを自分なりに考えてみた。
サッカーは、なかなかワイルドなスポーツでもあり、放っておくと、サポーターさえも暴徒化することも茶飯だww
そんな中、UEFA は、スタジアムに格調高い音楽を流すことで、大会の重みと、ある種の安定を図ったものとも思われる!

そんな条件も満たし、欧州サッカー5大リーグの内、ドイツ、イタリア、イギリスの3ヶ国をも人生航路中に網羅しているとなると、、
ヘンデルは恰好の人 となったのだろう。

なお、専用に作られたCLアンセムの歌詞の方は宗教色は無く、“ The Champions ! ” と、ただただ 大会を讃えるものとなっている♡


今季、そんなアンセムを聞ける試合も、あと1日。
勝戦の PSG vsインテル
実力は伯仲‼︎
世界中のサッカーファンが固唾を呑んで待ち構える決戦は、もうすぐだ♡