家にはバルサファンもいるので、ラ・リーガ(スペイン サッカーリーグ)の優勝が決まるかもしれないタイミングの「エスパニョールvsバルサ戦」を、早朝視聴した。ダービーマッチでもあるこの日は、エスパニョール側スタジアムでの開催だ。
エスパニョールの方はリーガ降格の可能性があるために、試合開始から本気モード。一方のバルサの方は、CLや国王杯、ダービーマッチなど連戦のお疲れもあり、前半はエンジンがかからなかった。
後半、バルサのフリック監督は工夫して選手を入れ替えテコ入れをする。結果的にはヤマルとフェルミン・ロペスが得点し、0−2で勝利、最終節を待たずしてリーガ優勝を決めた♡ おめでとう。
この日は場外で車の追突事故(幸い、重症は出なかったそうだ)があったりして、何かと不穏モードだった。試合終了後、両選手が詰め寄って揉め始める。リーガ優勝に酔う間も無く、フリック監督は引き離しにかかる!
(そんな中、17才の若きエース、ヤマルは既にさっさと控え室へ直行。なかなかお利口さんだねw 余談になるが、最近の若手は学業もさほど疎かにしない選手を多く見かけ、舌を巻く!ヤマルも、アーセナルのヌワネリもスケリーも‼︎ )
さてこのスタジアムでは、この日の不穏を察してか、試合直後早々にスプリンクラーで水を撒いた。一つには、荒れたサポーターの乱入を阻止する意味もあったとか、、
よくスポーツでは「試合後はノーサイドで」などと言う。これは「理想的」には望ましいオトナの態度なのだが、今さっきまでアドレナリン出まくりの選手達に急にそれを要求するのも、個人的には酷なような気がするね!もちろん、それができる精神性の高い選手もいていいし、(欲を言えば)このタイプも数割はいてくれた方がいいとは思うよw だが、例えば「野生の勘!」タイプの選手に、彼らはだからこそファンタジー溢れるパフォーマンスを魅せ、ファンはそれを享受しているくせに、そんな定規で線を引くように急に「冷静になれ もっと理性を!」って言うのは勝手じゃない!?
綺麗事を言うのは楽だけど、人間、そんな器用に変化できないってww
なので、文字通り「水を差す」とも捉えられかねないスプリンクラーが、いいとは言わないまでも、あの場合、セカンドベストの‘現実的な’ 交通整理としてはアリのような気がしている。2次災害を未然に防ぐ為の措置は主に、選手側に求めるよりも、‘冷静な’運営側の仕事だと思うしね。
ドイツが優勝した時のW杯で、敗れたアルゼンチンのメッシが、閉会セレモニーでずっと仏頂面(!)だったのは、気の毒で見ていられなかったものだが、「さぞかし そうでしょう そうでしょう」と思ったものだ!
それは、彼が真剣に‘勝ち’ を目指して戦っていたことの現れだった♡