家にはサッカー好きが3人いるので、アーセナルのCL準決勝敗退後、あれこれ話し合っていた。
アーセナルのアルテタ監督が就任以来、立て直しを急成長で実現してきたその手腕を尊敬した上で、たった今感じる印象で語っていく!
敗因は‘勝者のメンタリティー云々‘ のような精神論的な点よりも、もっと具体的で長期的な視点にあると見る。
今季、監督に対しては怪我人が多い中での人繰りには痛み入るも、そもそも怪我人が多くなる固定気味のスタメン起用には改善の余地がある という結論。
元々スペ体質の人達の再発まで含めると、それは少しアルテタが気の毒なのでそこは入れないのだが、主にハヴァーツやサカなどのシーズン中の故障離脱選手のことを指している。戦力が終盤でいつも失速していくのは、理の当然となるのである!
特に今年は痛感したが、クラブがCL圏内に入りたいのならば、ただでさえ過密日程の中、今頃のシーズン最終盤に(CLの)こんなにも最強の選手相手に日程が組まれていくわけで、この時の負担への対策を想像以上に組み込まなけれないけないね。
この時期に選手が意気揚々と勝負に挑める体力気力を残しておく必要がある。
リーグ優勝のリヴァプール・スロット監督や、CLで残った上位チームの各監督などは、もう少し上手く選手を(より平準化して)使い、長持ちさせているらしく、選手のマネジメントの点で違いを感じたわけだ。監督の性格の違いにもよるのだろう、、
これまで個人的には、怪我人の多さの理由に、クラブの練習場の土が硬いのか?(膝にガタが来るから) とか、練習し過ぎなのか? とか、周辺の事情を一人でうっすら疑ってきたのだが、家ではそうじゃないだろうと言われたww
アーセナルはヌワネリ、スケリーと若い逸材を擁していて、大いに期待が持てるクラブなので、まだまだ伸びしろがあることが、今後も明るい夢を抱けるところ♡
再度言っておくと、家ではアルテタを替える説は採っていない!
だが、上述の点の改善を求める‼︎
このサイクルを繰り返さず、さらに上を目指すために♡
これから、選手の移籍出入りで来季は来季の新しい風が吹く。
その際、「スタメン起用は柔軟に」ということに続き、選手達がこれほど走り回って疲弊しないように「ずっと懸案のストライカー9番獲得モンダイ」等モロモロも整えて、さらなる頂きを目指して欲しい。
頂上を目指すことは、今や選手やサポーターの総意だろうから。
CL準決勝でもう一つの山 バルサvsインテル戦は、まるで決勝戦様の凄まじさを呈した内容だった。8強でアーセナルが倒したレアルマドリードにしてもそうだが、数々の雄が悔しい思いで消えていった、、
当ブログはサッカーファン以外の読者もいるので少し説明を交えるが、欧州CLの大会とは、国別のワールドカップの戦いとはまた違って、欧州各国リーグに世界から集まった(現在では)最も優秀な多くのプロの選手達が、各国リーグの垣根を越えて互いに戦い抜いていくものだ。
( 先ごろ川崎フロンターレが決勝戦まで勝ち上り、準優勝と健闘したACLEとは、そのアジア版のことだ。現代ではサウジリーグに、欧州で鳴らしてきたスタープレーヤーや年齢的に少し早めでも移籍する凄腕の選手達が、欧州リーグから高待遇で引き抜かれるため、サウジの層は厚いw W杯2034年開催国であるサウジアラビアは、国王始め、国挙げてサッカーに力を注ぐ という背景がある。)
特に欧州CLは、勝ち上がっていくごとに、現代で最も先端のプレーが展開されることとなり、選手達は互いに刺激を受けるし、ファンもいつも応援するリーグ戦を離れて、井の中の蛙にならないように(!)新たな発見や楽しみを得ることができるいいシーズンなのだ♡
頂点のただ一つのチームサポーターを除けば、皆んなどこかで悔しい思いをするのは、W杯などと同じ!そして頂上に近ければ近いほど、負けると悔しい思いが強くなるのも、同じ‼︎ 残酷である。
だが同時に、自分のチームの立ち位置や長所短所をより客観的に見れるチャンスでもある。
この刺激的な大会も、いよいよあと一つ、決勝戦を残すのみとなった。
インテルvsPSG(パリサンジェルマン)。
現状、‘勝ち’ がどちらとも予想し難く、熱い戦いとなることは必至!
エンリケvsインザーギ、決勝は両監督の頭脳戦となるところが個人的には最大の見どころだ。
ここまでは、1stレグ2ndレグと計2回の総合点で決まってきたが、今度は一回切りの一騎打ち‼︎
決勝戦は、恒例のミュンヘンの大きなサッカー専用スタジアムで、日本時間、6月1日午前4時。
楽しみに、行く末を見届ける♡