日本で今、ドン・キホーテと聞けば、驚安の殿堂、、あのお店を最初に思い浮かべる人が一番多いと思う。
または、ミュージカル、バレエ、音楽など、ドン・キホーテへの初めての入り口は、人によって様々だろう‼︎
だが、そのいずれもの大元は、17C 初、スペインのセルバンテスが書いた小説『ドン・キホーテ』だ。
齢50を超えた夢想家の主人公ドン・キホーテは、騎士に成り切り、自らを「ドン・キホーテ デ ラ・マンチャ」と名乗る。そして従者サンチョ・パンサを連れて破天荒な旅に出る。
マドリードの南、赤土のラ・マンチャ平原が舞台だ。
くだんの店の命名理由も、この主人公の既成の常識に囚われないところに魅かれ、そこに経営理念を重ねたからのようだ♡
(数年前、『ルパン三世』のコーヒー缶WONDAが出た時、コーヒー党でもないのに、ドンキにせっせとケースで買いに行ったっけ!)
一方で、私の印象だが、ドン・キホーテはヘミングウェイの『老人と海』における老人の奮闘ぶりや切なさも想起させる、、
私が児童合唱団に入っていた頃、そこの校長でもあった声楽家、坂本博士先生は、「見果てぬ夢」という言葉を座右の銘のようにされていた。いつも心に開拓者の夢を抱いておられるようなステキな先生だったな♡
この言葉は、この小説を元にしたミュージカル『ラ・マンチャの男』(=ドン・キホーテ)より、邦題『見果てぬ夢』 (by ミッチ・リー)という曲に由来している。とても美しい調べだがカッコよくもあり、かつスペインらしいエキゾティックな曲なのだ♡
そんな影響から、私のドン・キホーテへの初の入り口は、やはり音楽だった。
録画しているEテレ名曲アルバムでも、この曲のリピーターだ!
もちろん小説の方にもとても興味があるのだが、長編なので戸惑うw いつか先で、、というのはもっとムリだろうなあww
ミュージカルかバレエは、一度見てみたい。
ところで、この小説家の名前、ミゲル・デ・セルバンテスは、このブログでたびたび登場する「マイケル族」に属している。
「この名を冠した人は激動の人生になりがち という定説が西洋にはある」という話を以前『100分de名著』の解説者から聞いたことに因る。戦闘を司るとも言われる大天使ミカエルに由来する。
推しのアーセナル監督のミケル・アルテタも同様だ。今季、怪我人多発で波乱含みのチーム運営なのだが、私も乗った船だ、面白いじゃないか!
先刻覚悟の上である‼︎
セルバンテスは、ドン・キホーテ顔負けの波乱万丈な人生だったらしいので、「やっぱり、、!マイケル族らしいなあ」
と、自分の中でまた確信が深まってしまったww