ルパン三世 & something

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肖像画に悪意を盛られた人達! 田沼意次 from 大河『べらぼう』

江戸時代中頃の老中、田沼意次(おきつぐ)という人は、それまでの重農主義から重商主義へ経済を大胆に転換した。
だが、時代が少し早すぎたとも、天災などで運にも恵まれなかったとも言われ、長らく悪名の方が高かったらしいが、その功績が今、見直されているらしい。

田沼意次自身の出自が(父親が足軽)身分が低いのでバカにされたり、その割に異例の出世が疎まれたりと、続く松平定信一派の恨みを買っていたこともあるからか、一番有名な肖像画が冴えない風貌となっている!
[注: これは美醜のことではないが、大奥では美男と騒がれた という割には?? という気もしているw]
ちょうど大河ドラマ『べらぼう』では、この田沼意次渡辺謙さんが演じていて、実際は、むしろあのイメージに近かったようにも思うのだが‼︎


田沼政治は賄賂が飛び交ったことでも批判されるが、一説にはその資金の一部は次なる運転資金に回していったとも言われており、ホントのところやその度合いなどは、私などには知る由もないww 功罪相半ばといったところか?

ただ、続く為政者にとって面白くなかった人物は、肖像画に悪意を盛られるなあとつくづく感じた次第。
今回、ここにもいた!という発見をしたw


日本史上でそういう目にあったなあと思いつく人物達は、
源義経小早川秀秋、そして(今回の)田沼意次

私見だが、三大残念肖像画賞に当たります!
彼らは写真のない時代だけに、残された絵が全て。
お気の毒に‼︎

特に義経なんか、数々の難所で武功を上げ策略にも長けた武将だった という割には、ずいぶん弱々しい肖像画だなと前々から思っていた。

歴史をよく見渡せば、洋の東西を問わず、きっと他にもいそうだね!


逆に、実際よりもよく盛られた人も沢山いると思うが、こちらは可哀想だったわけでもないので、この際は不問に付しますかねww

皆さんも各自、色々想いを巡らせてみてください♡