〈盛大なネタバレ注意!〉
「謎のプリンス」では最後、スネイプ先生がダンブルドア校長に「アバダケダブラ」の呪文をかけるシーンがある。モンダイのあのショッキングなシーンだ!
これは2人の間であらかじめ取り決めされていたこととは言え、死の呪文をかけるその時のスネイプの様子の表現の記述が、なかなか意味深なのだ。
、、スネイプは一瞬、ダンブルドアを見つめる。
その非情な顔のしわには、嫌悪と憎しみが刻まれていた。、、
単純な予想では、「苦しみが刻まれていた」くらいならわかるのだが。
ちょうど、磔になったイエスキリストが今際の際に、
「エリ エリ レマ サバクタニ
(主よ、主よ、なぜ 私を見捨てるのですか)」
と、天に向かって嘆いたように。
だが、原作に書かれているのはそれともちょっと違うようで、、
「嫌悪と憎しみ」 と来たもんだ‼︎
ここのほんの一行はスラっと読み飛ばせばなんてことはないかもしれないが、やはりシワの2つの感情表現は、どうも引っかかるねえww
一体、誰に対してなのか?
家でも、ここは話し合ったりする箇所だった!
スネイプが自分の辛い人生を呪うような嘆きの気持ちも、もちろんあるだろう。
が、何なら、そんな辛い役目を(ずっと)負わせてきたダンブルドアに対しての感情(心の叫び!?)もあったのでは無いか?
という回答に至っているw
(当然、異論は認めます!ここは難しいからね‼︎ )
でも、だとしたら、スネイプのこの「非情」な顔と、刻まれたしわの意味を最期に感じたダンブルドアは何を思う??
だが、「アバダ〜」の呪文は、そんなヒマも無いほどに一瞬で消されるものだとしたら、、
幸いにもダンブルドアは、「無情に」そのことを知らない!