ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

「福寿草」始めづくし、、お正月にちなんで

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

年の始めに、箏の思い出の曲から、お正月の縁起物にちなんだ「福寿草」をお届けします♡


昔は6歳の6月6日からお稽古事をスタートする「習い事始め」という習わしがあった。
それに倣って、満州で生まれ育った戦前生まれの母は6歳のその日からお箏の稽古を始め、仕上げの段階で、「春の海」などで知られる宮城道雄先生に指導を受け、先生の最晩年の直門となった。
私の場合は6歳にこだわらず、いつの日からか家で母から箏を教えてもらっていた。


今日のテーマの「福寿草」という曲は、手習い始めの教本「宮城道雄小曲集」に収められている。曲調も歌詞も少し大人びて情緒があり、幼心にも一番印象に深く好きな小品だった。弾く手はまだ易しく、最後の2音以外は全部「一つの言葉に一つの音」という1対1 対応になっている。


ここで植物の方の福寿草を少しおさらいする!
キンポウゲ科多年草、別名「元日草」。
昨年放映されていたMX TVの「ぐるり東京江戸さんぽ」という番組で知った「ほーりー」さんによるYouTube「ほーりーとお江戸、いいね!」の「江戸の一年〜イベント目白押し!、、」という動画内でも、この福寿草が登場する。
それによると、福寿草はお正月前後に黄金色の可愛らしい花をつける縁起のいい植物で、江戸時代には幸福を呼ぶ花として、観賞用の鉢植えを家に飾るのが流行ったという。


福寿草」歌詞

♪ 床に飾れる福寿草 今日咲き染めぬ 
やさし うれし
その名めでたき 福寿草 黄金の色も 
ゆかし うれし ♪


松の内まではお正月なんて時代はとっくに過ぎ去っているようで、最近は仕事始めとともに即通常モードに戻る!
今年はちょうど日曜日まで連続で休みの人が多いかもしれませんが、、
せめてこの期間だけでもゆったり気分で過ごしたいですね。

福いっぱいの新年を寿ぎます♡