ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

人身御供の美女、魔女狩りの魔女!

以前、家族で箱根の芦ノ湖遊覧船に乗った時の話。
遊覧船では、船内放送で景色の説明がある。湖から見える景色を目では愛で、耳は話に傾ける!
すると、向こうの方に赤い鳥居が見えてきた。九頭龍神社の鳥居だ。
昔この辺りでは、九頭龍に村の美女を人身御供(ひとみごくう)に差し出した という!
(もちろん、それなりの理由はあって、、だが、衝撃でそれは忘れた)
美しい景色を愛で心晴れやかな時に、こんな話、ブチ込んでくる!?
いや、伝説なんで、それを話してくれたまでなのだが、、

例によって、私にはそんな話、聞き流せなくなっていた!
お陰で、その後の遊覧気分は思い出せない。
まずはゾッとしたものだ。いや、あなたなら平気でしょう?というのは無しで! 女子って大体、プリンセス物語の途中からは、プリンセスと自分を重ねて見てしまう種族なのですよww


今日の話は、先ごろ(10/7 up)テーマにした「出世と帰郷」の発展系となるが、閉鎖された空間では、異質な物を排除しようとする方向に力が働く性質があるようなのだ。それが、たとえ「美女」でも!?
「美しい」とか「秀れている」というのも、度が過ぎると組織の輪(和)を乱す異分子、諍い(いさかい)のタネとなるらしい。

ヨーロッパ中世の魔女狩りでも、植物を栽培して薬草の知識に優れていたりすると謎の存在に映り、やっかみだったり邪魔な存在に映ったりで「魔女」認定され、火炙りになったという話は、ご存知の通り。
(映画「美女と野獣」の本当の魔女は、実際、ベルのパパを薬草で快復させてたけどね!)


現代では、美しかったり秀でていたりは大体のところ「いい思い」をすることが多いように思うが、時ところが違えばそれはアダとなったのですね!


今日の話をお読みになった美女のあなた、優れたあなた、、
現代でよかったです!
どうぞ満喫なさって下さいませ♡