プレミアリーグサッカークラブのアーセナルでは、最近、クラブのあれこれを紹介する動画製作に力を入れているようだ。頻度も増えて、嬉しい動画がジャンジャン上がってくる!
今季アーセナルに加入したSterling Signs 動画の時のBGMはテクノ音楽でカッコいいものだったが、シティー戦で同点弾を決めたカラフィオーリのゴールシーンを切り取ったショート動画では趣向が大きく変わり、流れるBGMはあの‘ アヴェ マリア ‘ だった!ハープの優しい音色に乗せ、女声ソロが厳かに歌うアヴェマリア。
この2つは人に合わせてテイストは違うものの、同じ人(or チーム?)のアイデアのような気がする!センスいいね♡
映像は、シュートモーションからはモノクロとなり、ボールがゴールマウスに吸い込まれてカラフィオーリがアルテタ監督に駆け寄りジャンプで飛びつくまでをスローで回す。今回もアーティスティックで心ニクイ演出だ。スポーツビデオにしては異色の仕上がりに感じている!
して、この動画の心は??
映画「ゴッドファーザー part3」の最終盤では、オペラ「カヴァレリアルスティカーナ」の音楽がただただ流れる中、映像では淡々と犯行が遂行されるという長尺のシーンが印象的だったが、フランシスコッポラ監督顔負けのそんなコンセプトがこの動画では味わえるのだ!
音楽の ‘ アヴェマリア ‘ 採用については、カーラはイタリアから来たから というのも掛けてあると思われる。が、私はキリスト教文化が肌身に染みついてるわけではないので、その意味するところが深く味わえてないかもしれなくて、この度は歯がゆいww
なので、せめてこの動画に寄せられた海外の方からの讃美のコメントを読んで、一生懸命何かを把握しようと試みた!
あれやこれやから、製作者の意図として推測されることは、、
・イタリアのローマ市内には、キリスト教カトリック大本山バチカン市国も在るという地勢からカーラはやってきたこと(→まるで神の使徒として!?)
・誰かのコメントに、‘ Ave Maria ‘ の歌い出しの後に本来続く歌詞、’ gratia plena ‘ (グラティア プレーナ) が一言だけ書いてあった。ラテン語のその意味は、恵みに満ちた方。
先制されて鬱になりかけていたところを救う同点弾を放ったことは、聖母マリアの慈愛にも似た天恵を、全グーナーにもたらしたこと!
・三大アヴェマリアの一つ、シューベルトのこの曲の中には、静かな祈りと感謝の気持ちが込められているという
etc、、
以上から半ば強引に畳み込んだ私的洞察によれば、
果たせるかな、グーナーの「祈りの気持ち」にも似た得点への希求が、イタリアから来た使徒カーラによって叶えられた ということになるでしょうか!?
そして、戦いを司る大天使とも言われる『ミカエル(それは我が「ミケル」アルテタ!)』 にカーラが思わず飛びついたことで、一連の ‘ アヴェマリア ‘ は完結したのでした!
そんな意図が有ったとか無かったとか、、?
尚、カーラ自体をアヴェマリアとする解釈でも多分間違ってはいませんので、お好きにどうぞ!多分その辺は曖昧でしょうww
ちなみにカーラのこのゴールは、アーセナル移籍後の公式戦初ゴールで、シティー相手の大一番での快挙でもありました♡
今回は、ウィットに富む動画の出来すぎたショートメッセージに、感涙です‼︎